子どもの学費、払えない!? お金の不安を消すため私がやったこと【シングルマザー、家を買う/63章】
「個人型確定拠出年金」を始めてみたが…
国は聞かなきゃ教えてくれない
調べて動けばいいと言うかもしれないが、障がいや離婚などナーバスなことを、ペラペラと役所の人に聞いたり、話すことは相当の力がいる。受け止めるだけで大変なのに、すぐに「何がもらえるのか」と頭を切り替えるのは大変なこと。でも、知らなきゃ損することがたくさんありすぎるのだ。
私の老後はまだまだ先。そう思っていたが、きっと今のペースで仕事をして子育てをしていたら、すぐにその日は訪れる。その前に、出来ることからコツコツと始めていきたい。そして、その間、娘と息子がしたいと思ったことをさせてあげられるように、とにかく仕事をがんばらなくてはと思ったのであった。そして、娘の寝顔を見ながら「どうか! 中学受験をしたいとか言い出さないで!!!」と念を送る母であった。
<TEXT/吉田可奈 ILLUSTRATION/ワタナベチヒロ>
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【吉田可奈 プロフィール】
80年生まれ、フリーライター。西野カナなどのオフィシャルライターを務める他、さまざまな雑誌で執筆。23歳で結婚し娘と息子を授かるも、29歳で離婚。座右の銘は“死ぬこと以外、かすり傷”。Twitter(@singlemother_ky)
- ママ。80年生まれの松坂世代。フリーライターのシングルマザー。逆境にやたらと強い一家の大黒柱。
- 娘(8歳)。しっかり者でおませな小学3年生。イケメンの判断が非常に厳しい。
- 息子(5歳)。天使の微笑みを武器に持つ天然の人たらし。表出性言語障がいのハンデをものともせず保育園では人気者
吉田可奈
80年生まれ。CDショップのバイヤーを経て、出版社に入社、その後独立しフリーライターに。音楽雑誌やファッション雑誌などなどで執筆を手がける。23歳で結婚し娘と息子を授かるも、29歳で離婚。長男に発達障害、そして知的障害があることがわかる。著書『シングルマザー、家を買う』『うちの子、へん? 発達障害・知的障害の子と生きる』Twitter(@knysd1980)
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