無礼講を鵜呑みにしてハメを外す人のほうが出世する!?
歓迎会で「今夜は無礼講だ!」を真に受けて失敗したことのある人は全体の約1割。新入社員歓迎会で、酔っ払って上司に介抱してもらった経験が「ある」と答えた人は全体の16%で約2割弱。
でも、「同世代の中で出世している」と実感している人の回答は、そうではない人に比べてどちらも2倍近いという結果に。
勢いよく飲めば周囲も喜んでくれるので、ついキャパオーバーになってしまうのも若気の至り。とはいえ、その場を盛り上げとことん突き進む気質が仕事面でも発揮できれば、出世の道へとつながりそうですね。
歓迎会で「とりあえずビール!」は、20~30代にイマイチ不評
続いて、新入社員や異動者が主役の「歓迎会あるある」をご紹介します。
歓迎会のスタートを切る最初の乾杯。選ばれるドリンクは「ビール」が断トツで72.0%。でもそれに対して「ビールよりソフトドリンクがいい」と回答した人が全体の23.9%いました。
これを世代別に見てみると、なんと20代は42%と半数近い結果に。30代でも約3人に1人はビールよりソフトドリンクを希望していることがわかりました。
スムーズに最初の乾杯をしたい幹事さん的には、全員同じく「とりあえずビール!」と行きたいところですが、若い世代の本音としてはビールよりもソフトドリンクなんですね。新人に有無を言わせずビールを勧めるのは、避けた方が良さそう。
社内結婚経験者は、歓迎会での出会いに期待していた率高し
さて、出会いの芽は社内にも(きっと)あるものです。社内結婚している人で、独身時代の歓迎会に「恋の予感を期待して参加していた」と答えた人は約3割の27.5%。社内結婚していない人より10.2ポイントも高いという結果でした。
一方、独身者に現状を聞いたところ、恋の予感を期待しているのは全体の1割程度。なのですが、部署別に見ると「企画・マーケティング」が最も高く23.8%。次に高いのが「営業」となっています。どちらも社内外との交流が多そうな部署ですが、出会いのチャンスをいろんなところに求めている結果ということでしょうか?
ちなみに、歓迎会で恒例といえば「新入社員の自己紹介」。これに最も期待しているのが60代で半数以上の54.2%。次に高かったのは20代で約4割が「楽しみ」と回答しています。やはり世代の近い20代は、いろんな意味で新入社員の自己紹介に期待の眼差しを送っているものなんですね。
【調査概要】
ぐるなび「歓迎会・花見意識調査」
■調査日:2017年3月2日~6日
■調査方法:WEBアンケート
■調査対象:全国の20代から60代のぐるなび会員
■サンプル数:2649件
<TEXT/女子SPA!編集部>
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