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52歳独身、風俗依存症になったサラリーマンの孤独【あたしが出会った男たち】

 バツイチ風俗嬢の藤村綾です。

 風俗嬢という仕事は私自身も裸になる仕事ですが、相手の男性の心も裸にさせるお仕事なのです。

“心を裸にする”。人間はなかなか心を剥き出しにはできません。それがどうでしょう、肌を重ねた安心からなのか、風俗嬢には心を許してしまう男性がいます。

リップ 風俗にハマり、身も心も崩壊してしまった男性、中田さん(仮名)のお話しをしたいと思います。

「お願いだから、風俗嬢をやめてくれ!」と懇願するお客さん



「え? また、中田さん?」

 あたしは店長に、「もう中田さんのところには行きたくない」と文句を言った。

 結構な割合で呼んでくれる常連さんだったが、つい3日前呼んでくれたときに、こう言われたのだ。

「なぁ、あや、俺が面倒を見るからデリヘル嬢をやめてくれないか。他の男がお前を触るとか、もう耐えられないんだよ」

寝る男

写真はイメージです

 あたしは、その口ぶりには嘘が混じっていると思った。

 中田さんは、週に3回もあたしを呼んでいた。それも3時間のロングだ。あたしだけに大層なお金を散財している。お店側としては良客だと思っているし、あたしもお金のためだと割り切って接してきた。

 それが、一変して「やめてほしい」という思いを吐露したのだ。

 よくよく考えると、「お金がもうこれ以上続かないけれど、頻繁に格安で会いたい」、そういうことだ。このようなお客さんはよくいる。常連ぶっていつかは店外デートに持ち込み、お店に支払うよりも安いお金で遊べるようにならないかと考えている男性客。

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なぜ借金してまで風俗に依存するのか

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