そうして入院保険を検討し始めた私。しかしここで問題が発生したのでした。
それはデキたら婚を始めてすぐに判明した「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」が原因です。
こちらの病気、
原因は不明で完治することがないといわれています。主な症状は卵子が正常に成熟しないことが原因の生理不順。大病につながることは一応ないらしい。
私としては体質くらいの感覚で受け入れたつもりでしたが、民間の医療保険に加入するにあたり、「告知義務」という「最近医者にかかったものは、風邪から持病まで全部正直に告白せよ」というルールにのっとりPCOSを告白したら、なんと
医療保険の加入に引っかかってしまい、厳しい加入条件(※)がついてしまったのです。
(※)加入条件とは…病気や体質などがある場合、「保険には入れるけど〇〇に関する疾患は適応範囲外とする」というように、サポート範囲が狭まること。適応範囲の対象や期間は保険会社によって異なります。
「大変申し訳ありませんが、希望していた医療保険は、かなり厳しい加入条件がつくことになりした」
優柔不断な私がやっと決意した矢先、非常にも通告された条件つき合格の連絡。
この時のショック度を例えるなら、今までずっと「好き! 好き! 付き合って!」と懇願していた男性に、いざ「いいよ、付き合おう」と振り向いた瞬間、「やっぱお前じゃダメだわ!」とフラれる気分。人間としてのプライドが傷つくとでも言いますか、ボーゼンとしてしまいました。
ただ民間の医療保険も数多あるため、結局PCOSの告知をしても比較的加入条件がゆるい会社をみつけ(加入条件がつかない会社は見つからなかった)、保険には入ることができました。
本当に悔やまれるのは、まだPCOSが判明していなかった3年前に、頭をパンクさせずに加入すればよかったという後悔。「あのとき混乱して逃げた私の大馬鹿野郎!!!」と後悔先に立たず状態です。
このようなちょっとした損やショックを、多くの独身女性が味わってほしくない。
民間の医療保険は入った方がいいとは言い切れませんがが、
もし妊活の前の現状チェックをするのなら、その前に1回保険については考えた方がいい。
自分のことでいっぱいいっぱいな独身の皆さんは、まさかのつまずきに、くれぐれもご注意を!
<TEXT、イラスト/おおしまりえ>
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【おおしまりえ】
雑食系恋愛ジャーナリスト・イラストレーター
水商売やプロ雀士、素人モデルなどで、のべ1万人以上の男性を接客。現在は恋愛ジャーナリストとして年間100本以上恋愛コラムを執筆中。
ブログ・Twitter:
@utena0518おおしまりえ
水商売やプロ雀士、素人モデルなどで、のべ1万人以上の男性を接客。現在は雑食系恋愛ジャーナリストとして年間100本以上恋愛コラムを執筆中。Twitter:
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