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年収800万、妻夫木似でも夫にしたくない男【シングルマザー妊活】

バー さらには、 K「そろそろ志乃ちゃんのこと諦めようかと思って。」 私「あそう。」 K「いいの? 俺、結構モテるんだよ?」 私「そうなんだ。(知らんがな!)」 K「でも志乃ちゃん次第では女関係を全て切ってもいいと思ってるよ。志乃ちゃんはどうしたい?」 私「んー……。」  私が困惑していると、 K「あーウソウソ! 冗談だよ! そんな真剣に考えないでよ! 今まで通りでいいからさ! 次は絶対お土産持ってくるからさ。今度いつ会える?」 と毎回こんな調子。

全てにおいて人任せなのは許せない!

ヒール このK君、月の半分は出張があり留守がち、性格もいいしトータルの条件は悪くないのですが、こんな感じで自分から「好きだ」とか「付き合いたい」などの決定的な言葉を相手に言わせようと誘導してくる癖もあります。(だから未だに独身なのでしょうね)  「志乃ちゃんに任せる」「志乃ちゃん次第」が口癖で、決定権をゆだねてくれるのは嫌ではないのです。でも、決定権をゆだねられるということは同時に「責任を持たされる」のと同じこと。子育てや様々な状況で大切な選択を強いられた時にも同じように、私にゆだねるでしょう。  でもこの関係は私の欲しいパートナーではなく、主従関係に過ぎません。しかも、面倒な駆け引きに振り回されるのもごめんです。私が欲しいのは頼れるけど家にいないパートナーと子供だけ!! <TEXT/杉沢志乃> 【杉沢志乃(すぎさわしの)】 35歳。東京生まれ。ナンバーワンホステス時代に独学で行政書士試験に合格。25歳で小説『キャバクラ嬢行政書士の事件簿』(ゴマブックス)を出版し、翌年『キャバギョ!』でDVD化。以後シリーズ3まで出版。映像メーカー広報部を経て、現在は女性向け映像メーカー「ラ・コビルナ」の代表取締役社長となる
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