Beauty

夏らしくハデな色を着たいけど…初心者でもスベらない2つの鉄則

白・黒・グレーの、どれに合わせるべき?

 大体の人が白か黒のアイテムを何かしら持っていると思います。  例えば赤いワンピースを買ったとしましょう。赤が強すぎるなと感じる場合は、白いカーディガンを合わせれば、その赤の強さは薄れ、全体の色のバランスがとれます。これはビビッドな黄色でも、コバルトブルーでも同じです。
赤+白

赤+白 画像:WEAR

 同様に、ニュートラルな色であるグレーでも黒でも、それを入れることによってビビッドな色とのバランスがとれます。  ではビビッドな色に対して、「白かグレーか黒」のうちどれを合わせたらいいのでしょうか。  それはそのほかの要因によって決まります。  初夏でしたら、真夏の光に似合う真っ白がいいでしょうし、お盆を過ぎて太陽光が少し秋めいてきたなら、黒のほうがいい場合もあるでしょう。
赤+黒

上と同様の赤ワンピースに、黒いカーディンガンを合わせた場合 画像:WEAR

 また着る場所によって決定される場合もあります。夜のレストランの照明には黒が映えるでしょうし、ビーチサイドのオープンエアのカフェだったら白のほうがいいかもしれません。

失敗した数だけ、おしゃれになれる

 それはアイテムや素材、全体のコーディネートの色合いによるので、一概には言えません。ですから、どうしたら素敵に見えるか、自分で試行錯誤してみましょう。失敗したところで大したことありません。転んでもただで起きなければいいだけです。  流行っているからといって、ビビッドな明るい色を着るか着ないかは自分で選べます。だけれども試行錯誤やチャレンジは、やらないよりはやったほうがずっとましです。おしゃれだって、失敗した数だけ成功に近付きます。  ほとんどの人が着ないような真っ赤なワンピースを着てみてはいかがでしょうか? たとえそれが失敗だったとしても、そういうチャレンジをする人のほうがよほど素敵だと、私は思いますけれども、いかが? <TEXT/小林直子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 小林直子【小林直子】 ファッション・ブロガー。津田塾大学学芸学部国際関係学科卒、文化服装学院卒。東京コレクション参加ブランドのパターンナー、大手アパレル会社の企画室を経て独立。現在、湘南エリアを中心に独自に開発したメソッドによるファッション・レッスン、各種ワークショップを開催するなど活動中。新刊『わたし史上最高のおしゃれになる!』発売中。ブログ『誰も教えてくれなかったおしゃれのルール
小林直子
ファッション・ブロガー。大手ブランドのパターンナー、大手アパレルの企画室を経て独立。現在、ファッション・レッスンなどの開催や、ブログ『誰も教えてくれなかったおしゃれのルール』などで活躍中。著書『わたし史上最高のおしゃれになる!』など。
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