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「後ろに入れてみたい」と彼にせがまれ…応じるべき?

 風俗嬢×精神科・美容外科の元看護師。2枚の仮面を使い分けていた私。そんな私が学んだ世の中の「本音と建前」をベースに、悩めるフォロワーさんのお悩み相談にお答えするこの連載。第8回目は看護師としてお答えいたします。

Q. 彼氏の「後ろに入れてみたい」に、答えるべきですか?



相談者:あき さん(仮名)23歳

「私には付き合って2年の彼氏がいます。何の問題もなく付き合っていたのですが、ある日を境に『後ろからしたい』と、迫られるようになりました。後ろと言ってもバックではなく、お尻に入れたい…というのです。

 私の初めてを奪いたいという思いがあるようで、やんわり拒否していたものの、徐々に断りきれなくなってきました。私はもちろん通常のプレイしかしたことがなく、それ以外のプレイには抵抗があります。愛する彼の要望。答えたほうが良いのでしょうか?」

AVはファンタジー。リスクの高いプレイに注意



yuzukaさんの回答

 愛する彼からの要望。答えたくなる気持ちは分かります。

 今回は「後ろからする」=お尻の穴に挿入する=ことのリスクについてお話しいたします。

 彼に「後ろから」の経験がないのであれば、きっと彼は、アダルトビデオからイメージを膨らましているのではないでしょうか。それもいわゆる、“ノーマル”なビデオを見ていると仮定すれば、きっと、「後ろからする」前処理や、その過程について、詳しく知らないのではないでしょうか。

水着 後ろからするには、浣腸で中を洗い出すことも必要ですし、そもそも「前からする」時よりも、うんと時間がかかります。アダルトビデオでは「いつのまにか入っちゃった」なんて表現が使われることがありますが、あれはもちろん、ファンタジー。作品を作る前段階で、ちゃんと準備が行われているのです。

 彼はそういう「リアルな想像」ができているでしょうか。まずはそこの確認が必要そうです。

 ちなみにゲイバーに勤める私の友人は「最初にするまでは痛くて痛くて、1か月以上かけて大人のおもちゃで練習したの」なんて話していました。

 今では専用のグッズもたくさん発売されていますが、そういった時間と手間のかかるプレイだという、2人の共通認識が必要です。

感染症の大きなリスクが



 ここからは、看護師的な目線でお答えします。

 そもそもお尻の穴は、そういうことをするために作られた場所ではありません。通常のプレイよりも、お互いにリスクの高い行為です。

 直腸内には、たくさんの細菌が存在することに加え、どこの粘膜よりも薄く、すぐに傷ついて出血しやすい作りになっています。

 あきさん側の細菌で、彼になにかしらの感染症を負わせてしまう可能性もありますし、その逆にあきさんの粘膜が傷つき、炎症を起こしてしまう……なんてケースも十分ありえます。

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