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彼氏と家族の顔合わせ。それでも“結婚”にゾッとする私がいる<目指せデキたら婚>

おおしまりえの目指せ!デキたら婚  子どもができたら結婚する「デキたら婚」を狙って、独身だけど妊活をしている雑食系恋愛ジャーナリストのおおしまりえです。 おおしまりえ「デキたら婚」とは、結婚よりも子作りを先にという発想なのですが、もちろん誰の子でもいいわけではありません。  20代の頃に結婚・離婚経験があるので、単純にパートナーシップを目的としただけの結婚には絶望し、今でも魅力や意味を見いだせない自分がいる。  でも子どもは欲しいし、仕事や将来に不安や迷いもある。だから先に子を……その結果、何があっても私が責任を負うという覚悟の元、デキたら婚活動を始めるにいたったわけです。  この前例少ない妊活計画には、パートナーである彼氏の了承が大前提。でも最近は新たな問題が発生し、さすがに限界を感じつつあります。それは、私の親の理解と追い込みです。

気にかける親に、初めて彼氏を紹介

 私のパートナーである通称・仏クン(仏のように感情が穏やかなため)。  彼はこの勝手な計画を了承してくれたものの、私の両親からすると、いい年齢の男女が2年以上お付き合いをしている現状は不自然に見えるらしい。最近は「相手はどんな方なのかい?」という興味が、会話の端々から溢れ出すようになりました。  結婚は後回しとはいえ、パートナーは変わらないわけですから(別れる場合をのぞく)、事前に紹介しておくのが筋かもしれない。そう思った私は、フランクな食事会を設定し、彼と両親の顔合わせをすることにしました。 食事会 紹介するにあたり、両親には私の結婚観を改めてていねいに説明。親も「バツイチなんだから、今さら細かいことは言わん! 好きにしな!」と言ってくれました。  ホッとした当日は、なるべく緊張しないような食事会にしたつもりでしたが、計画に反して、事件が起きたのです。  それは、父親が予想以上に仏クンを気に入ってしまったことです。

彼氏を気に入りすぎて、結婚をせかす父

 そもそも仏クンは、性格が穏やかで聞き上手。個性も感情も激しい我が一族には、存在したことのない人種です。  そんな安定感が好きでお付き合いをしているのですが、筆者の性格のベースを作った、顔も気質もそっくりな父親が、これまた彼をエラく気に入ってしまったのです。  1回会ってからというもの、家族3人での外食では「仏クンはこないのか?」と必ず聞くし、最近は無断で予約を4人にして事後報告してくるように。他にもドライブやゴルフに2人セットで誘ってくれたり、どこかに出かけた際のお土産は、仏クンの分もあるのがデフォルトに。 プレゼント さすがに「迷惑なら断ってくれ!」と彼には伝えるものの、受け止め上手な彼は、良くも悪くも“親の優しい圧”を気にしていない様子。  そんな状態がしばらく続くと、父がもう一手打ってくるではありませんか。
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「マンション買ったら?」という優しい圧力
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