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同棲したらケンカばかり…。トキメキを取り戻す方法はある?

お互いに他人。無関心でいることが大切

 もうひとつ、コツがあります。それは、同棲を「一種のルームシェア」だと、理解することです。一緒に住むと、ついつい相手を自分の所有物だと思ってしまいがち。結婚しているかのように錯覚して、相手に自分の「理想の旦那像」を押し付けて、自分に合わせて変化させようとしてしまうことがあります。 ルームシェア これ、とっても危険です。相手はあくまで「他人」であると、しっかり理解しましょう。横にいるのは当たり前じゃないし、適度な距離感は必要です。自分のために何かをしてくれるのは、お互い「当たり前」ではありませんし、自分の思い通りに相手を変えようとするなんて、言語両断。友達とルームシェアすることを想像したら、そのあたりって簡単に想像できますよね。  相手は相手。家はシェアするけれど、今までと同じく、「他人」です。相手のダメなところや自分の価値観と違うところを、自分に擦り合わせようとしてはいけません。過干渉になると、干渉する側も辛くなります。「無関心さを持つ」って、実は一番大切なこと。あくまで彼は彼。私は私。その感覚を、決して捨ててはいけません。

同棲生活は、「女優」でいるつもりで

 巷には、「非日常」が溢れています。可愛くてお化粧もバッチリで、たまにしか会わない素直な女の子が、ウジャウジャと存在する。人間は非日常に魅力を感じやすいものです。あなたが「日常」になってしまうと、別のところに「非日常」を求められてしまうかもしれません。彼の「日常」に溶け込みすぎてはいけません。「可愛い彼女」を演じることを投げ出してはいけません。 可愛い彼女 そんなことをしてあぐらをかいていたら、すぐに飽きられて、浮気されるなんてリスクも、格段に上がります。恋愛関係を維持しながら同棲生活を送るって、とっても難しいんですよね。そこを理解して、同棲生活があくまで「非日常」であるという感覚を、何度も何度も思い出す努力をしましょう。 「好きな人とずっと一緒にいる」には、覚悟が必要です。同棲を始めてマンネリ化がはじまった時、「マンネリ」に勝る「貴女と一緒にいたいと思わせる理由」で溢れるように、努力する覚悟を持ちましょう。  同棲するには「女優」になること。苦痛なく、無理なく「素敵な彼女」のお芝居ができるように、普段から特訓すると良いかもしれませんね。 <文/yuzuka> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
yuzuka
エッセイスト。精神科・美容外科の元看護師でもある。著書に『君なら、越えられる。涙が止まらない、こんなどうしようもない夜も』『大丈夫、君は可愛いから。君は絶対、幸せになれるから』など。動画チャンネル「恋ドク」のプロデュース&脚本を手がけた。Twitter:@yuzuka_tecpizza
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