小林麻央さんと同じ“乳がんステージ4”のライター「乳房を取るしかないと言われて…」
こんにちは。女子SPA!ライターのミフルです。
先日、乳がんで小林麻央さんが亡くなられてしまいましたが、そのニュースをみて、私はすごく辛く、胸が苦しく、悲しい気持ちになりました。
実は私も、小林麻央さんと同じステージ4の乳がんで治療中です。
4年前の、会社の健康診断で受けた乳房の超音波で再検査となり、発覚。
「ヤバイ……私死ぬ!?」
悪性腫瘍の大きさは5cmほど、他リンパ節と骨に転移がありました。リンパ節以外に転移があるとステージ4という診断になるようです。
諸説ありますが、ステージ4の5年後の生存率は10~30%台といわれています。
がんを告知され、最初の1ヶ月ほどは、泣いてばかりいましたが、「辛い・悲しい」だけではなく「嬉しい・ありがたい」という感情から泣いたことも多かったです。
本当に辛くなった時こそ、周りの人たちの存在の有り難さが分かる。
親からはもちろんのこと、当時交際していた7歳下の彼氏、友人からの励ましや心遣いは、私を大いに勇気づけてくれました。
しかしながら、何もかもが他人事に聞こえ「アンタに私の苦しさが分かるの!?」とひねくれ、優しさに反発する感情もありました。
「僕は医者じゃないから病気は治せないけど、心の医者になるから。辛いコト・苦しいコトなんでもぶつけてくれていいからね」
と彼氏がくれた素敵な言葉を、鵜呑(うの)みにしたワケではないですが、優しさにかまけて当たり散らして、しまいには逃げられたりもしました……。
病人だから、難病だから、情緒不安定だから、といって何でも許されるワケではありません。
「がんになった運命を呪いたかったが、いい歳して結婚もしないでフラフラして、自炊も運動もしないで、お酒にタバコもやってきた罰かもしれない」
がんの原因は不明とされているものの、食生活の乱れ・運動不足・飲み過ぎ・タバコと不摂生の権化だった私には、思い当たる節があり過ぎて、きっとそうではないのにがんになってしまった人と比べたら、同情の余地はなかったのかもしれない…そんな思いが駆け巡りました。
がん告知後、彼氏にフラれる
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