ブームが定着した「酵素ダイエット」は「最低にダメ」な1点
他、食べたものとその量を記録する「レコーディングダイエット」の格付けは7点。理由は「自分が普段食べているものを総点検できる。書くだけなら健康に害はない」。
そのほか、「
酵素ダイエット」や「
ふくらはぎ(もみ)ダイエット」は、まさかの
1点で「最低にダメ」評価。
「カーヴィーダンス」「モムチャンダイエット」のような運動系も取り上げられています。
やはり楽して痩せる道はないのでしょうか。
「科学的に正しいダイエット」は、やっぱり地味だった…
最終章に岡田氏が勧める「科学的に正しいダイエット」が載っています。地味でオーソドックスなダイエットだろうな、と予測したらまさにその通り。
具体的には同書を見てほしいですが、要するに「筋トレなどの適度な運動と、バランスのいい食生活」。科学的って言うから最新トレーニングとかを期待しちゃいました。ダイエットも原点が大事なんですね。
食品選びも「たんぱく質、炭水化物、脂肪の三大栄養素のバランスを絶対に崩さないこと」が第一条件。絶対に崩さないこと!ってアンタ、これができてれば太らないですよ。なんて愚痴っているから痩せないんですよね。
本書を読むと、イベント的なダイエットがいかに無駄かわかります。そしてダイエットに近道はないということも。
同書を読むと、短期決戦ダイエットなどはヤル気がなくなっちゃいました…。ダイエットは、すなわち生活の立て直し、という基本を痛感させられる一冊です。
<TEXT/森美樹>
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