●ケーブルセーター(長袖) 790円

「良品はユニクロ、GUは粗悪」という3、4年前までのイメージはどこへやら。GUは年々商品クオリティを伸ばし続け、今ではすっかりGUもユニクロもユナイテッドアローズも見分けがつかないほどになりました。デニムも靴もアウターもクオリティが高くさらにトレンドも意識しているのがGU。
これじゃ並程度のブランドは潰れるわけです。アパレル不況はまだまだ続きそうです。
しかし!! そんな無敵の
GUもちょっと弱いカテゴリがあります、それは「ニット」。ユニクロの極上素材を使ったニット類と比べるとどうもアクリルのような「化学繊維感」が気になるものが多い。毛羽立ちが強く、化繊らしい妙なテカりが目立つ。
特にこうした「ケーブル編み」など素材に目がいきやすいデザインのものを見るとなおさら質の悪さを感じてしまいます。通販では良さそうに見えるけれど注文して自宅に届いたものを見ると「なんか学生の頃こんなの着てたなあ・・・」と懐かしくなるくらいの安っぽさ。ミドルゲージ・ローゲージのニット類は直接店頭で吟味した方が良いかもしれません。
そもそも「ケーブルニット」の様に表情のある編み方はどうしてもカジュアルな印象になりがちで幼く安っぽく見えてしまうものが多い。素材感に少しこだわって高級感ある風合いを求めないといかにも「量販店で買いました」という印象になってしまいます。
同じ会社であるはずのユニクロはケーブルニットでも高級感ある風合いのものをたくさん揃えています。少しだけ値が張りますがこうした
ニット類はGUよりユニクロがオススメです。