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秋の肌は「黄色ぐすみ」に注意!ドクターに聞く最新アンチエイジング

 暑い夏も終わり。ホッとしたところで、秋こそは美容を磨いていきたいものですよね。

 とはいえ、夏なら紫外線対策、冬なら乾燥対策という風にテーマが決まってくるものですが、秋は何に気をつけてケアを行えばいいのでしょうか? 意識すべきポイントについて、アンチエイジング界の最前線にいる人気ドクターにお伺いしました。

夏の終わり

日焼けは通年で対策すべし



 教えを請うたのは、東京・四谷でレーザー治療を専門に扱う「クリニックF」の院長にして医学博士の藤本幸弘先生。

 30種類余りのレーザー機器を駆使して悩める女性たちを美に導いているだけでなく、国内外で行われる学会にも精力的に参加しているアンチエイジング医療界の最前線にいる人気ドクターです。

藤本院長

藤本幸弘先生

――先生、秋からの季節に意識するべきケアって何ですか?

「そうですね。秋からというより、ずっと続けていてほしいのは、ズバリ日焼け対策です。夏が終わって日差しに段落がつくと怠ってしまいがちになりますが、日焼け対策は1年を通して行うべきものなんです。紫外線から受ける肌のダメージは1年を通じて減るものではないですし、最新の研究では、日光に含まれる赤外線からも肌はダメージを受けるとわかってきているんです」(藤本院長、以下・同)

――え、赤外線ですか?

「はい。みなさん、日焼け対策というとイコール紫外線対策を考えますが、2009年にフロリダで行われた米国皮膚科学会で、赤外線も肌にダメージを与えるという発表があったんです。それまでは、赤外線は無害と考えられてきましたが、違うのではないかと…。確かに、赤外線ヒーターのこたつに入ると肌がヒリヒリしたり、乾燥したりしますよね。それは赤外線で肌がダメージを受けているということなんです」

――では、何をすれば?

「赤外線を予防することです。というのも、赤外線のダメージは紫外線のダメージよりも取り除きづらいんです。それぞれの波長の特性なのですが、紫外線は肌の上層部に届くものなので、ダメージを受けた後でもレーザー治療が行いやすいんです。一方、赤外線は細胞のより奥にまで届くので取り除きづらく、肌を“黄ぐすみ”状態にする原因になるのではないかと考えられています」

――“黄ぐすみ”ってなんですか?

「“黄ぐすみ”というのは、細胞の奥深くまで色がついてしまった状態です。肌を見ると、シミにはならないけど、なんとなくくすんだところってありますよね。これが“黄ぐすみ”です。“黄ぐすみ”の原因は、加齢及び、紫外線だと考えられてきましたが、それだけでなく、赤外線によるダメージもあるのではないかと言われ始めています。

 例えば顔の皮膚と胸元あたりの皮膚を比べてほしいのですが、胸元当たりの白さって、顔と白いところと比べても比べ物にならないくらい白くて透明感がありますよね。ということは、“黄ぐすみ”の主な原因は、日差しなのではないかと。

 そして、日差しの中でも紫外線によるダメージは意識されがちですし、“黄ぐすみ”の原因の一つとして考えられてもいますが、紫外線対策だけでは不十分だと考えられるようになってきたんです」

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35歳以上からはとくに要注意!

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