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ヤリチンを極めたら見た目が精子っぽくなる【辛酸なめ子】

“トイレでセックス”はビギナーのやること

「今は、ソリッドシチュエーションというか、マニアックになっていますね。映画やPVの好きなシーンを再現したりしています。ブリトニー・スピアーズの『TOXIC』のMVに憧れて、実際に国際線の後ろのスペースでCAとやったり。『鏡見ながらじゃないと結べないんで……スカーフだけはほどかないで』と言われた時ピークに達しました」 ――飛行機ではトイレで行為に至る人がいると聞いたことがありますが…… 「トイレでやるのはビギナーです。でも僕も社会人になりたての時はよくトイレを使っていました。居酒屋を下見して隣に広めのトイレの個室があるところをわざわざ選んだり」 東京ヤリモクBOYさん_5――女性としてはトイレでいたすのは衛生的にどうかと思いますが……。 「狭いところが好きで、最近ではイベント会場の細い廊下でやりました。『8mile』という映画で工場地帯の狭いところで手早く済ませるというシーンがあって、それを再現したかったんです。イベントスタッフの女子と相談して『5分が限界だね』っていう話になって、実行しました」  シチュエーションプレイの時は綿密な打ち合わせが必要なんですね。人が来たら何事もなかったように元に戻る瞬発力も要求され、もはやスポーツの域です。スポーツ感覚でヤリチンを極めると、見た目が精子っぽくなってくるのかもしれない、と、東京ヤリモクBOYさんのスリムな体型を見て思いました。これからも精子力で様々なシチュエーションをくぐり抜けられるように、ご健闘を祈ります。 ヤリチン系男子<TEXT/辛酸なめ子 PHOTO/山川修一 撮影協力/NEON> 【辛酸なめ子 プロフィール】 東京都生まれ、埼玉育ち。漫画家、コラムニスト。著者は『辛酸なめ子と寺井広樹の「あの世の歩き方」』(マキノ出版)、『辛酸なめ子の現代社会学』(幻冬舎)、『女子校育ち』(筑摩書房)など多数。
辛酸なめ子
東京都生まれ、埼玉育ち。漫画家、コラムニスト。著書は『辛酸なめ子と寺井広樹の「あの世の歩き方」』(マキノ出版)、『辛酸なめ子の現代社会学』(幻冬舎)、『女子校育ち』(筑摩書房)など多数。
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