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ゼロ円で美人度UP!“ホットタオル”で顔のくすみを防ぐコツ

 顔、くすんでいませんか? べつに疲れていないのに、「もしかして疲れてる?」と聞かれたことはありませんか? 私はあります。ある、というより、ノーメークでいると、「体調は大丈夫?」と心配されてしまうほど。 ホットタオル  理由は明らかで、「くすんでるから」。くすんでいると、どうしても「さえない」扱いされてしまうのです。「でも、加齢には抗えないし」と、これまではあきらめていたのですが、最近、ホットタオルを始めたら、素顔の時でも、「きれいになった?」とほめられるようになったのです!  そこで、今回はホットタオルを見直すと共に、効果的な使い方について、ご紹介しようと思います。

冷める点こそがポイント

 ホットタオルの良さと言えば、お肌を温めてくれるだけでなく、うるおいを与えてくれるところですよね。乾燥しがちな今からのシーズンも、蒸気でお肌を蒸してあげれば、潤いが蘇ります。しかし、それだけではありません。この度、改めて美容・健康関係者たちに良さを問うてみたところ、「一定時間で冷めるところです」と口を揃えられました。  つまり、温めるだけなら、ホカロンや電気カイロでもいいのではないかという気もしますが、「一定時間で冷めるからこそ、オススメである」というのです。  理由は、低温やけどのリスクが減ることと、『温めて』『冷ます』の繰り返しができるので、刺激になるという2つ。また、「人工的な熱でない」のも好ましい理由なのだとか。なので、温めるときも電子レンジで温めるのではなく、できれば熱湯にくぐらせて絞って使うほうがよさそうです。

押しながら上げて「たるみ」も解消?

 では、お勧めの使い方です。  私が各マッサージ店やエステサロンを体験した中から編み出したベターな方法は、「(1)まずはおなかから温める」「(2)次にわきの下、デコルテ、首」と場所を上げてゆき、最後に「(3)顔を押し上げる」です。 ホットタオル2 顔だけを温めるよりもおなか周りから上全部を温めたほうが、顔のむくみが取れるのですよね。血行がよくなるからかもしれません。また、タオルは「面使い」して、より多くのお肌を「蒸しながら押し上げる」感じで温めると、より「上がる」感じがします。  タオルは、基本は1枚使いにして、次々に部位を変えてゆくのがラクです。が、急いでいるときや、やむなく電子レンジで温めるときは、2枚を順番に使ってもいいでしょう。電子レンジで温める場合は、タオルを水にくぐらせて固く絞ってから、1分加熱すると熱々のホットタオルができます。  ですが個人的な印象では、電子レンジで温めると、すぐに冷めるような気がします。タオルを面で使って、上半身の多くを温めたい場合、すぐに冷めるタオルより熱が長持ちするものがベター。そのためには、電子レンジよりも熱湯で温めるといい気がします。  また、アツアツのタオルを体につけてぎゅっと押し当てるようにしながら、面ごと上に持ち上げると、お肌がしっとりと締まりながらも上にあがってゆく感覚がしてきます。特に、首や顔などは丁寧に行うと、「たるみケア」にもなるでしょう。  さらに、私はお化粧を丁寧に落とさないせいか、落とし残りがあることが多いのですが、ホットタオルをすれば汚れもきれいに取り切れてしまうの便利です。 【オススメのホットタオル美容法まとめ】 ・タオルは熱湯にくぐらせて絞る ・タオルは面使いする ・顔だけを温めるよりも、おなか周りから上全部を温めると、血行が良くなるせいか、顔のむくみもよく取れる ・顔は、押し当ててから上にあげる意識でたるみも一緒にケアしよう …以上、ホットタオルを使った美容法をお伝えしました。ホットタオル美容法は、以前からありますが、改めて行うと、効果にかなり感動しますよ。これから乾燥がひどくなる季節、ホットタオルで湿気を取り入れれば、美容UPするだけでなく、風邪予防にもなるかもしれません。 <TEXT/にらさわあきこ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
にらさわあきこ
NHKディレクターを経て、文筆業に。恋愛や結婚、美容について取材・執筆を続ける中、2019年に「美活部」を発足。簡単&ラクに綺麗になるための情報をブログやインスタなどで発信。著書に『未婚当然時代』(ポプラ新書)『婚活難民』(光文社)『必ず結婚できる45のルール』(マガジンハウス)など。インスタ:@akiko_nirasawa_beauty、ブログ:『美活☆365日 簡単&ラク~に綺麗になろう!
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