遠くにいる親をダイエットさせたい!糖質オフ2週間で驚きの結果が…
【藤田あみいの遠隔両親ダイエットVol.1】
イラストエッセイストの藤田あみいです。
長年、気になってしょうがないことがあります。実家の北海道釧路市に住む両親のことです。二人ともとても太っています。思うさま太っています。
母親は58歳150cmの68kg、父親は58歳172cmの94kg。奔放です、実に奔放に太っています。
最近「実家の片付け」のような特集記事を雑誌なんかで見かけることがありますが、それより本人だろ!!! というのが私の悩みです。二人とも大きな病気はしていませんが、高血圧だと診断を受けています。北海道は食べ物が大変に美味しく、移動手段は車。痩せる要素が一切ありません。
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思えば、物心ついたときにはすでにころころとしていた二人。お酒が大好きな父、ついつい食べ過ぎる母、二人とも私の大切な両親です。側にいてあげられれば少しはダイエットに協力できそうなものですが、私は東京で仕事をしなくてはなりません。
というわけで満を持して、実家の両親を遠隔地から痩せさせる企画、それこそが「遠隔両親ダイエット」でございます!
親の介護のことを考えたとき、急病をするかもしれないと考えたとき、幸せな老後を送って欲しいと考えたとき、今ほどの脂肪は不必要です。同じような悩みを持つご子息ご息女は意外と多いのではないでしょうか。なんとか、なんとかこの機会に痩せさせたい。
というわけで説得をしました。二人とも痩せる意思があるようです。
<遠隔両親ダイエットルール>
・両親は毎日体重と食事の内容をLINEで報告する
・飽きるので様々なダイエットを試してみる
・最終目標は健康体重を目指す 父65kg 母50kg
統一するのはこのルールだけです。私は、友人とダイエットのLINEグループを作り、体重を毎朝報告するという方法だけで、10kgほどの減量に成功したことがあります。最初は体重を教えるのも嫌だった様子の母ですが、一度公開してみると、スムーズに効果が出るのではないかと考えました。
両親よ、健康のために是非痩せておくれ!! 遠隔地から祈りを込めます。
というわけで最初の2週間は『自宅でできるライザップ 食事編』という本を参考にしてもらいました。
ライザップのトレーナと管理栄養士の方がしっかりとメソッドに沿って作ったレシピ本だそうです。
食事を制限するというのは、食で太った両親にしてみたら苦行以外の何者でもないとおもいますが、糖質を摂取しすぎると血糖値が上昇し、それを抑えるためにインスリンが分泌され、内臓脂肪が蓄積されて、要するに太る!! とのこと。
なんだかむずかしいですが、要するに今はやりの糖質制限ですね。両親の住んでる場所はライザップのない地域なので、本であれば自宅でできるという手軽さに魅力を感じ、まずはこちらにチャレンジしてもらいました。
なぜ遠くにいる両親を痩せさせたいのか
最初の2週間はライザップの食事療法
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