荒れる女子会!セレブ婚自慢をする同級生に、ブチ切れて暴言を…
12月に入り、皆さん忘年会に参加することも多いのではないでしょうか。年の瀬になると久しぶりに仲間と集まる機会が増えますよね。
楽しいはずの集まりのはずが、むしろトラブルの火種になることもあるそうです…経験者の話を聞いてみました。
「大学を卒業して10年。もうとっくに、みんなは横並びではなかったんですよね」そう切なそうに思い起こすのは、阿部美由紀さん(仮名・35歳・製造業)。数年前、ある忘年会で酒乱状態となり、友達を失ったそうです。
阿部さんの年末の恒例は、大学の同級生だった女性4人で忘年会を行うこと。4人は学生時代、歴史専攻でディープなゼミを共に学んだ仲間。特殊なオタク気質もあり、固い絆で結ばれていると信じていて、卒業後も、ひんぱんに女子会を開いたりと、10年以上にもわたる付き合いを持っていました。

阿部さんが最初に変化を感じたのは、卒業後5年を経過したとき。
「A子は学生時代から肉食系。気に入った男がいれば、彼氏がいても“お持ち帰り”してしまう。美人ではあるんだけど、とにかく自己顕示欲が強いんです。
『妻子ある男に高級店でおごられた』『自分のブログにファンメールが来て困る』などなど。今なら“マウンティング”って言葉で表現できるけど、当時はそんな言葉もなく。なんか会う度にモヤモヤするなって」
そんななか、決定的な不信感を持つようになったきっかけはお金の話でした。
「長い付き合いだから当然、お互いの家族についても知っていました。A子以外は、ごく普通、というかギリギリの家庭。それなのに、『結婚相手は年収2000万円』『マンションの頭金800万円は親が出してくれるの』って、聞いてもいないのに金持ち自慢を始めたんです。
聞いていた3人の中には、独身で彼氏なしの子や失業中の子もいるのに。なんて無神経なんだろうって思いましたね。
実はA子のダンナさんは病気だったのですが、A子は浮気していて『浮気相手が精神的に支えてくれているの』と、不幸話に見せかけたモテ自慢までかましてきましたよ」
こんなモヤモヤを抱えつつも、年に1回しか会わないからと惰性で行われていた忘年会。
そのうち不幸にもA子の夫は病死してしまい、みんな心から哀悼の意を表したそうです。
ところが、その後の忘年会で、阿部さんが爆発して暴言をはいてしまったのです。
「『A子は未亡人ってキャラを使えていいね!』って、叫んだところで正気に戻りましたね。
だって、A子は『(夫の病死を)Twitterで公開したら、フォロワーが一気に数千人増えた』だの、『夫名義で買ったマンションの残金は両親が払ってくれる』だの、やっぱり不幸話に見せた自慢話なんですよ。だからうっかり、『未亡人キャラ』って口をついて出てしまって。
でも他の3人は引きつった顔して、その場は凍り付いていました」
間もなくその場は解散となりました。阿部さんは「やってしまった」と思い、反省の日々だったそうですが、そこにはさらなる追い打ちが待っていました。
年末恒例、ゼミの女友だちとの忘年会で…

婚約者の年収でマウンティング
セレブ自慢に耐えかねて爆発してしまった

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