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私はセフレ?男の自己中なHがトラウマに【トンデモ男研究】

 浮気男、上から目線男、束縛男……世の中にはいろいろなタイプのトンデモない男がいるものです。最初は気づかなかったけれど、ひどい目にあった!という痛恨の体験談を女性から集めてみました。題して「本当にいたトンデモ男」シリーズ。男を見る目がない人は、教訓にして頂ければと思います。

小芝居で家に連れ込もうとする



「セカンドバージンのときに遭遇した“強引H”が今でもトラウマです」と語るのは、小学校教員のメグミさん(仮名、26歳)。

 大学2年で初彼氏と別れて以降、2人の男性と付き合うも、いずれもHするまでに至らず、いわゆる“セカンドバージン”のまま社会人に。職場での出会いも見込めず、「このままではマズい!」と友人に頼み込んで参加した合コンで、ITベンチャーを経営しているという2つ上の男性と、共通の趣味で意気投合します。

「彼がそのときたまたま持っていた写真集が、私の大好きな写真家のもので。『今度の土日、一緒に恵比寿の写真美術館に行こう』という話になりました。顔もまあまあタイプだったし、『一発目の合コンで出会えるなんて!』とテンションが上がりましたよ」

 そして、美術館デート当日。そのまま恵比寿で晩ご飯かな?と思っていると、「ウチの会社の近くに美味しい店があるから、品川に移動しない?」と彼。メグミさんは深く考えず、その提案に従ったのですが……。

 連れていかれたのは、オフィスビルの一角にあるレストラン。休日なのでビルは真っ暗、当然店先には”closed”の文字が。

「彼は『あれ!? 土日は閉まってるのかぁ』と、わざとらしく『あちゃー』のポーズを取ると、意気揚々とした声で『じゃあ、オレの家すぐ近くだから、コンビニで酒買って、家飲みしよう!』って、強引に私の手を引っ張って歩きはじめたんです。

 最初から家に連れ込むつもりだったのか!と、姑息な作戦にドン引き。取ってつけたように『付き合ってほしい』と告白されるも、その日は『ごめんなさい!』と振り払い、逃げるように帰りました」

強引にオーラルを要求、そのトンデモな言い分とは!?



 とはいえ、こんなに趣味の話で盛り上がれる相手は初めてだし……強引さはちょっと引っかかるけれど、やっぱり付き合ってみようかな、と思い直したメグミさん。

「この間は突然のことにビックリしてしまって、ごめんなさい。でも、楽しかった。また会いたいです」とメールすると、「じゃあ、次はしながわ水族館に行こう」と返信が。

 あぁ、この人はどうしても品川の自宅に連れ込みたいのね……と観念したとおり、水族館デートのあと、彼の家へ。本棚の写真集を眺めていると、自然、彼のほうからHな雰囲気になっていきました。

 2年ぶりのことにメグミさんがどぎまぎしていると、彼は急にドカッとあぐらをかき、「舐めて」。

 メグミさんは頭が真っ白になってしまいました。

「嫌なの?」

「ごめん、フェラはしたことなくて……(しかも、お風呂入ってないよ!?)」

すると、彼は冷笑しながらこう言い放ったのです。

「ふ~ん。今まで自分だけ気持ちよくしてもらってたんだ? 自己中なセックスしかしてこなかったんだ?」

「そんな……」

ショックを受けたメグミさんは、目をつぶり、必死で要求に応えました。

「しかも彼、『自分だけ気持ちよく……』と私を批判したくせに、私へのオーラルはもちろん愛撫もなく、さっさと挿入して終了。全然気持ちよくなれなかったですよ! あのときのニガ~い味と気持ちは、今でも忘れられません」

 とはいえ、一度Hすると情が沸いてしまうのが女の性。その後も何度かデートを重ねるも、会うのは必ず休日の昼間、彼の自宅のみ。コンビニ弁当でランチを済ませるといそいそとHをし、「友達と飲む約束してるから」と夕方にはリリース。「夜まで一緒に過ごしたかったのに」と泣きながら家に帰る日々が続きました。

「『たまには私の家の近くでもデートしようよ』と誘っても『電車で1時間もかかる、遠い』と取り合ってくれず。私は毎回その距離を出向いてるっつーの! 彼の自宅を出て手をつなごうとしても『同僚に会うかもしれないから、やめて』と拒否されるし……。自己中なのはそっちだろ!と言いたかったですね。今思うと、私ってただのセフレだったのかな(苦笑)」

 ほどなく、彼は「全国を飛び回る長期出張に出るから、しばらく会えない」と言い残し、フェードアウト。メグミさんはホッとした反面、彼に吐かれたセリフのせいで、自分のHに自信が持てないまま、今に至るといいます。

【教訓】
強引にHに持ち込もうとする男は、そのHも強引である


相手の気持ちを無視してHに持ち込もうとする男性が、相手を思いやったHなど、できるはずもありません。本番に及ぶ前に身を引くべし!

<TEXT/柚しょう子 PHOTO/Rafael Torres Castaño>
― シリーズ「本当にいたトンデモない男」研究【3】 ―

柚しょう子
83年生まれ。元代理店勤務、出産を機にフリーライターに。愛憎渦巻くネットの人間関係や、男女の生態ウォッチングが得意ジャンル




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