さて、こんな大きな花の、しかもシックなデザインのコサージュは、サンローランやその他のハイブランド以外ではなかなか見つけられないでしょう。
あるとしたら、コサージュの作家の個展か、個性的なインポートのアクセサリーを扱うセレクトショップぐらいではないでしょうか。そんな作家もセレクトショップも見つけられないとしたら、自分で作るしかありません。
幸い、コサージュの作り方についての本は何冊か出版されていますので、大きさや色を変えれば、サンローランのようにシックなコサージュを作ることは可能だと思います。そんなに作るのが難しいものではありませんので、挑戦してみるといいでしょう。

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では、そんな大きな花のコサージュはどうやってつけるのか。
もちろんドレスやワンピースを着るときでもいいですし、セーターやコートの上にもっと気軽な感じでコサージュをつけるのもいいでしょう。そこまで目立つのが嫌だったら、バッグの持ち手に花のコサージュをつけるのもかわいいです。

セーターの上にコサージュをつけてもかわいい ※画像:WEAR
ポイントは実際にあるお花の色を選ぶこと。赤やピンク、黄色など、明るめの色を選びましょう。
グレーのコンクリートが多い都会の街に、なぜか保護色のように、多くの女性がコンクリートの色に溶け込んで、色気というものがなくなる都会の真冬。そんな時期、明るい色は見る人の心をなごませます。

コサージュ1つで女性らしさを表現できる ※画像:WEAR
そしてもう1つ大事なことは、コサージュは女性だけがつけられるものであるということ。
ジーンズも、セーターも、スニーカーも、ダッフルコートも、全部、男も着られるもの。そんなものばっかりで身を固めないで、女性しか身につけることができないものを身につけてみましょう。
コサージュ1つで女性を表現できるのだったら、随分と簡単なことです。
<TEXT/小林直子>
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【小林直子】
ファッション・ブロガー。大手ブランドのパターンナー、大手アパレルの企画室を経て独立。現在、ファッション・レッスンなどの開催や、ブログ『
誰も教えてくれなかったおしゃれのルール』などで活躍中。新刊『
わたし史上最高のおしゃれになる!』は発売即重版に