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障がい者女性が「風俗」で働くことを選んだ意外な理由

“誰かを必要とする人生”から“誰かに必要とされる人生”に

「私は障がい者として生まれ、今まで誰かの世話になるばかりでした。でもこれからの人生は、誰かに必要とされて生きていきたい」と話すまゆみさんは、これからセックスワーカーとして「一生食べていきたい」と決意しているそう。 「デリヘルは疑似恋愛の世界なので、どうしてもサービスが終わった後はむなしさがあると思うのですが、私は相手に疑似恋愛を超えた癒しのサービスを提供したいです。私自身が恋愛感情のないエッチで落ち込んだ経験があるから、お客さんにはそう思ってほしくないんです。私が帰った後も、“明日からまた頑張ろう!”と前向きな気持ちで満足してもらえるような、心と体の両方を満たせるような女性になりたいです」  まゆみさんの選択について、やはり賛否両論があると思います。「人に必要とされたい」「いいセックスがしたい」という欲求を満たすのに、セックスワーカーに就くことが果たして適切な選択なのだろうか……。私にも正解はわかりません。でも、まゆみさんが仕事について語る時の目の輝き、自らの障がいとトラウマを強みに変えようとする逞しさに、いつのまにか勇気をもらっている自分がいました。どんな道であれ、新たな道に挑戦する彼女に、心からエールを送りたいと思います。 <文/関由佳> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
関由佳
筆跡アナリストで心理カウンセラー、カラーセラピストの資格も持つ。芸能人の筆跡分析のコラムを執筆し、『村上マヨネーズのツッコませて頂きます!』(関西テレビ)などのテレビ出演も。夫との死別経験から、現在グリーフ専門士の資格を習得中。Twitterブログ
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