外資系エリート38歳男性が、地方で「結婚に向かない」と引かれるワケ
大勢の婚活をサポートしている結婚相談所の担当者によると、婚活しているのに結婚できない男女には、「相手に求める条件が細かすぎる」「妥協できない」などの特徴が共通して見られるそうです。
現在婚活中の香月秀彦さん(38歳・外資系機械メーカー社員/仮名)は、3年前に地方都市の営業所に異動したのを機に婚活を開始。
これまで約25回のカップリングパーティに参加したほか、結婚相談所が紹介した6人の女性とお見合いしました。年収1200万円の高給取りですが、いい相手に巡り合えず、いまだに婚活の成果は出ていません。
「私の場合、外資系なので長期雇用の保証はなく、突然クビを切られる可能性はあります。仮にそうなっても次の仕事をすぐ見つけることはできると思いますが、安定収入を求める婚活女性にとってはマイナスでしかありません。
稼ぎには自信があったので相手の受けはいいかなと思ったのですが、地方なので公務員や民間での地元企業に勤めている人のほうが印象はいいみたいで……」
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転勤族は地方のお見合いパーティでモテない!?
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しかも、香月さんにとっては赴任するまでまったく縁のなかった土地のため、地元トークで盛り上がることもできないといいます。
「子供のころは親が駐在員で、8~14歳まで香港やシンガポールで暮らしていましたし、社会人になってからも大半が東京や海外での勤務です。
ただ、女性からは『スゴーい』とか言われるのですが、自分とはあまりに違うと思っているのかちょっと引かれるリアクションを取られることが多い。東京ではそんな反応されることなかったんですけどね(苦笑)」
また、地方ゆえに地元意識が強いことは最初からある程度想像していたそうですが、「予想以上に強烈だった」と明かします。
「離れてほかの土地に住むことを受け入れてくれそうな人は少なかったですね。実際、お見合いした女性の半分からは『転職してここにずっと暮らすお考えはありますか?』と尋ねられました。
海外転勤なんか論外で、東京に住むことに対しても『たまに遊びに行く程度ならいいですけど……』と一緒に付いてきてくれそうには思えませんでした」
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