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親が死んだらいくらかかる?驚きの葬儀・全費用はこうなってる

お布施を入れて計157万円、持ち出しは72万円ナリ



 わが家は、お寺が決まっていなかったため、葬儀社に僧侶を紹介してもらいました。お布施の額を聞くと「戒名付きで25万円、戒名なしで20万円」と言われ、即答で戒名なしを選択。

葬儀お坊さん「坊主丸儲け」という言葉も脳裏を過りましたが、聞けば、うちの地方の場合、菩提寺の僧侶にお鈴(りん)を鳴らす僧侶が3人付いてくるそうで……。その場合、お伴の僧侶にもそれぞれ5万円のお布施をお渡しするものらしく、さらに15万円がかかるところでした。

 結局、葬儀社への支払い合計137万6342円に、僧侶へのお布施が20万円で、トータル157万6342円。いただいたお香典が大体85万円程だったので、実際の負担は72万円といったところでしょうか。

 わが家の場合、かなりの小規模で参列者も少なかったため、お料理代や引き出物代がかなり抑えられていると思います。ただ、参列者が増えれば、そのぶん、いただくお香典も多くなるので実質的な負担はひょっとしたら、軽減されるのかもしれません。

 ちなみに、日本消費者協会が行った「葬儀についてのアンケート調査」(2017年)によると、葬儀費用の全国平均は195万7000円。内訳は、「通夜からの飲食接待」30.6万円、「葬儀一式費用」121.4万円、「寺院へのお布施」47.3万円でした。

40代になったら、親と葬儀の話をしておきたい



「子どもに迷惑をかけたくない」と考える親は多いと思います。そのために“終活”と称していろいろな準備を進めている団塊の世代の方も多いでしょう。

 ただ、つくづく思うのは、「迷惑をかけない」ためには、子どもにどうしたいのか、何を準備しているのか、どうしたいのか、ちゃん伝えておくことが大切だということです。子どもの側も四十路を過ぎたら、親と葬儀やお墓について話しをしておいたほうがいいでしょう。

 どんな葬儀がいいのか? どこかの互助会に入っているのか? 墓の用意はあるのか? 誰を呼ぶのか?……

 できるだけ簡素にしたいというのであれば、正直、互助会はあまりお得だとは思いませんし、すでに菩提寺がある場合はともかく、新たにどこかのお寺の檀家に入ると、先々までお寺とつきあっていくのは遺された子どもです。

 結局、わが家は四十九日法要を含め、以降の供養については一切、儀式的なことはしないと決め、今、永代供養のお墓を探しています。

<TEXT/小山武蔵>

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