親が死んだらいくらかかる?驚きの葬儀・全費用はこうなってる
いつやってくるかわからない「親の死」。
「お葬式はお金がかかる」とはよく聞きますが、何にいくらかかるのか具体的なことはよくわからないものですよね。
そこで、年初に父が他界し、ワケのわからないまま葬儀をあげた経験から、親が死んだらいくらかかるかをまとめてみました。
お葬式については、地域や葬儀の形式・規模、葬儀社によって異なるので、あくまで一例として参考にしてください(※日本消費者協会が調べた全国平均ではもっとかかっています)。
●搬送…計6万3880円
・亡くなった病院から自宅への搬送料:2万5000円
・自宅で安置する際の布団:5400円
・自宅で安置する際の掛布:3240円
・枕飾り:1万4040円
・消臭・防菌セット:1万6200円
・ドライアイス代:2万2680円(3日分)
ドライアイスは1日あたり7560円。友引が入ったり、火葬場の予約がとれず、葬儀が延びるとその日数分かかります。
●お返し
・会葬礼状:5400円(単価54円で200通、互助会割引で50%オフ)
・香典返し:8万8992円(単価864円で103個)
礼状は印刷してしまうので返品ができませんが、香典返しは四十九日を終えた後に残分を返品でき、返金もあります。
●祭壇(納棺具などもろもろ込み)
48万6000円(互助会割引価格:定価75万6000円)
葬儀料金の中でもっともお金がかかったのが祭壇です。最初は「できるだけ安いものを」と思っていましたが、安価な造花の祭壇はあまりにも貧相で寂しく、生花祭壇のいちばん安いものを選びました。
●施行(遺影やホール使用料やもろもろ込み)
31万7520円
遺影は知人に写真加工を頼んでいたので、額縁代4320円だけで済みました。この項目で互助会割引が効いたのが、葬儀サービス料5万4000円(定価7万5600円)、棺セット11万8000円(定価16万8000円)、ホール使用料と控え室使用料です。
●車両
7万7890円
自宅から葬儀式場までの搬送が1万8000円、式場から火葬場までの霊柩車が2万6000円、親族が乗るマイクロバスが距離掲計算で3万3890円。火葬場まで行く親族が25人を超えると大型バスになるため、値段が変わります。
●料理
19万5720円
通夜ぶるまいの幕の内、火葬場での待ち時間に食べる助六寿司、精進落としのお料理とお酒などです。通夜ぶるまいが35人前、精進落としが26人前でした。
●引き出物
11万8260円(15セット)
葬儀社に「いちばん、無難なセットがコレです」と言われ、お菓子とお茶、タオルのセットを選びました。
以上が葬儀社への支払い合計137万6342円です。
そして、これにお坊さんへのお布施代20万円(!)がかかりました。
小規模なお葬式でも、葬儀社への支払い137万円!
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