「えっ、そうなんだ!」口下手でも好かれる相づちのうち方4種
4:共感の相づち(共感)
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「やっぱり!」「かわいい!」「面白い!」「びっくり」「楽しそう」「楽しみ」「うれしい」「まいった」「よかったね」「大変だったね」「つらかったね」「ひどいね」「許せない」「ムカつくね」「無理もないよ」
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「話の内容から、相手が抱いている感情を言葉にする相づちです。相手の言葉を言い替えて、相手が表現しきれなかった言外の感情を伝え返す相づちのため、会話が弾むのはもちろん、相手の心もしっかりとつかむことができます」
以上が気になる彼と話す時に用いると好感度が上がる相づち4種類ですが、ただ眺めて納得するだけではNG、と塚越先生。
「相づちの訓練はスポーツの練習と同じ。水泳で型を知ったからといっても、水中に入って泳いでみなければ泳げるようにはなりません。テニスも素振りをしているだけでは、いつまで経っても試合では勝てません。会話もその時々で柔軟性が求められる瞬間勝負なので、経験を積むしかありません。実践で使うことによってしか磨かれないのです」
次回は、相づちが上達するレッスン方法を紹介します。
<TEXT/内埜さくら>
【塚越友子(つかこし・ともこ) プロフィール】
銀座の看板ホステス経験から、人間関係悩みについて科学的なエビデンスに基づいたカウンセリング技法にファンも多い。「ナカイの窓」(日本テレビ)、「Rの法則」(NHK Eテレ)準レギュラー。『銀座No.1ホステス心をつかむ話し方』『銀座No.1ホステス上品な好かれ方』(いずれも、だいわ文庫)など著書多数。
【内埜さくら】
恋愛ライター。これまでのインタビュー人数は3000人以上。コメンテーターとしてテレビやラジオ、雑誌に多数出演。 1
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