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胸を大きくしたいなら…効く方法&危ない方法を、高須院長に聞く

 今年ももうじき薄着シーズンに突入。ダイエットと同時に、胸の谷間も欲しくなる季節です。  世間には、バストアップサプリから豊胸手術までいろいろなものがあるけれど、ホントに効くのはどれ? バストアップ 高須クリニック・高須克弥院長は、近著『yes!高須降臨』(著:高須克弥&かっちゃん研究会)で、女子大生に「豊胸」についてレクチャーしています。胸を大きくする方法をおしえて、かっちゃん!

女性ホルモンを打つのはダメ、サプリも危険

――著書で、「女性ホルモンを投与すれば胸は大きくなる?」と女子大生に聞かれて、院長は「ホルモン投与はダメ!」と答えてますね。 高須「絶対ダメ。女性ホルモンを打つと乳腺が大きくなるんだけど、ずっと打ち続けないといけない。性ホルモン投与によってホルモンバランスが変わるから、病気治療の場合を除いて、おすすめできません。肝機能障害になりやすいとか、いろいろ副作用があるんです。 “オネェ”で女性ホルモン打ってる人がいるけど、長生きできないリスクがあるよね」 ――女性ホルモンに似た働きがあると人気だった「プエラリア」配合のバストアップサプリも危険だそうです。昨年から消費生活センターに生理不順や不正出血などの健康被害報告が相次いで、厚生労働省が指導に乗り出しました。このサプリは、実質的に姿を消しましたね。 高須「いま厚生労働省は、ちゃんと取り締まるようになったよね。コンプライアンスの時代だから」

豊胸技術は今どうなってる?

――美容医療だと、どんな施術がありますか? 高須「バストにヒアルロン酸を注入する方法が一時流行したね。でも、打ち続けないといけないから下火になりました。  もしお腹や腿に余分な脂肪があれば、それを取って胸に注入する施術もありますよ。最新式の方法では脂肪幹細胞を移植することで生着率が飛躍的に上昇したんです。  ただ、ある脂肪しか使えないから、ガリガリの人はダメ。脂肪だけで作った乳は、やわらかすぎてはりがない…相撲取りみたいな乳になるの。まあ相撲取りの乳も、寄せて上げると結構セクシーなんだけどね。  今でも主流なのは、シリコンバッグを胸に入れる『シリコンプロテーゼ』です。  バッグ(袋)も進化してて、昔はバッグが敗れるとシリコンジェルが流れ出しちゃったのが、今は破れても流れ出ないものに進化しました。シリコンジェルのトラブル防止のために生理食塩水入りのバッグを使う時代が10年ぐらい続いたけど、今は問題が解決されてシリコンバッグが主流だね。  あと、昔は涙型のティアドロップ型のシリコンバッグを入れるのが流行った時代もあったけれど、今は半球型のを入れて自然に垂れるのが主流です」 高須院長――豊胸してほしいという患者さんは、今も多いですか。 高須「そうだね。胸の大きさなんて、たいした意味はなんだけど。  自然におっぱいを作るには、ちゃんと食べて、ある程度太ること。太れば胸もある程度は大きくなります。そしてエクササイズとかでお腹を引っ込める。これが一番簡単だね。  まずは脂肪がないと、不自然です。ガリガリなのに胸だけ大きいなんて変ですから」 =============================  ちなみに、この『yes!高須降臨』という本は、女子大生3人が出版社のインターンで作ったそう。一人が院長のツイッターのフォロワーで、「高須院長の本を作りたい」と会社に企画を出したら通ってしまい、「ぜんぶ女子大生に任せてつくるならいい」という条件でオッケーしたんだそうです。 <TEXT/女子SPA!編集部> 【高須克弥氏・プロフィール】 1945年生まれ、医学博士。高須クリニック院長で美容外科の第一人者。最新の美容技術を、自ら試して普及することでも有名。近著は『ダーリンは71歳 高須帝国より愛をこめて』、『炎上上等』(扶桑社新書) ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
高須克弥
【プロフィール】 1945年生まれ、医学博士。高須クリニック院長で美容外科の第一人者。最新の美容技術を、自ら試して普及することでも有名。近著は『ダーリンは71歳 高須帝国より愛をこめて』、『炎上上等』、続編で最新刊の『大炎上』など
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