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菜々緒 はなぜ悪女役ばかり?“プロ悪女”を自称する腹のくくり方

原点『ラスト・シンデレラ』から悪女路線を覚悟していた

 モデルからキャリアをスタートさせた菜々緒は、2012年『主に泣いてます』(フジ系)でドラマデビュー。ですが、最初は女優を目指したわけでなかったのです。 「まずはモデルを納得のいく地点まで極めたかった。あれこれと手を出して中途半端になるのも嫌だったので」。(同SWITCH)  実際、菜々緒は女性誌「non-no」のレギュラーでファッションモデルとしての地位を確立。さらに2011年から雑誌「GINGER」の専属モデルを努めます。  その後ドラマ『ラスト・シンデレラ』(2013年フジ系)で初の悪女役のオファー。ヒロイン・篠原涼子の恋敵役として、性悪女を演じ、毎回SNSに「菜々緒キライ」との投稿が溢れたほどでした。

@swarovski × @jasonwu

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 菜々緒自身はこう語っています。 「そもそも負けず嫌いで、人が通る領域に進んで踏み込むような性格でしたし、誰もやらないことをやってみたかったので。 (中略)初めて悪女役をいただいた時も、願わくば行けるとこまで悪女役で突き進んで、皆さんに『悪女じゃない役をやらせたらどうなる?』と興味を持ってもらえるところまでたどり着けたら理想的だなあと思っていました」(同SWICH)  悪女役を引き受けたのは、チャレンジャーだから。負けず嫌いだから。そんなキャラクターが、女性たちから支持される理由でしょう。  今後は映画でも大いなる悪女を演じて私たちをエキサイティングさせてほしい。それもとびきりゴージャスなA級映画でね。 <TEXT/夏目かをる> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
夏目かをる
コラムニスト、作家。2万人のワーキングウーマン取材をもとに恋愛&婚活&結婚をテーマに執筆。難病克服後に医療ライターとしても活動。ブログ「恋するブログ☆~恋、のような気分で♪
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