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旅先で「密着したがりトルコ人」と必死の攻防。強引ナンパ体験

 旅にトラブルはつきもの。それもまた良い思い出になれば良いのですが、ときには「思い出どころじゃない!」という体験をする方も。ライター・イラストレーターで少女漫画コンシェルジュの、和久井香菜子さんに「旅行のトホホな話」を尋ねてみました(以下、和久井さんの寄稿)。 カッパドキア

良くも悪くも人懐っこいトルコ人

 トルコ人ってホント肉食なんですよね。もちろん、全トルコ人がそうとは限らないけど、2カ月ほどトルコ国内を旅していたときは、ホントにいろんなお誘いがありました。  カッパドキアの洞窟ホステルに滞在していたときのことです。  チェックインのときにスタッフの男性が、「周辺を案内してあげるよ。ツアーに参加したら1万円くらいかかるけど、僕ならタダだ」と言いました。   「出会った途端に友達、5分話せば家族」と言い出す人たちなのです。そのおかげで、旅先で知り合った人たちの家に泊めてもらったり、親族の法事に呼んでもらうなど、どこへ行っても手厚くもてなされました。トルコの人たちの生活を垣間見ることができて、めっちゃ楽しかった。  遺跡を観に行った街では、夜ご飯に入ったレストランでお客さんに声をかけられたんですよ。なにかと思ったら「僕は君が遺跡に来たときに受付にいたスタッフだよ」と言って、チャイをごちそうしてくれました。そんな理由で奢ってくれるの!? というような経験がたくさんあったからでしょう、ホテルスタッフからのお誘いも気軽にOKをしたんです。 チャイ

出会ったばかりのトルコ人と、原付に二人乗り

 ところが「じゃあ行くか!」って言って出してきたのが原付バイク。これで“二ケツ”(二人乗り)して行くというんです。待て待て、ノーヘルで? さっき会ったばっかりのお前と二ケツで?  しかしここまで来ると断れないのが日本人です。 「しっかりつかまって」とか言われました。バイクの後ろに乗ったら、運転手にしがみつくのは安全上仕方のない行為です。彼はやましい気持ちではなく、安全に配慮して言ったのかもしれません。  しかし申し訳ないことに和久井は彼にしがみつくのがはばかられ、原チャリの座席の後ろを握ってました。カーブのたびに横Gがかかって原チャリからこぼれ落ちそうになり、死ぬほど恐かったです。  すると彼は途中で「運転してみる?」と言ってくれました。  乗り物の運転は大好きな和久井です。普段ならもちろんOKしたでしょう。しかし彼を後ろに乗せて和久井が運転したら、後ろからしっかりしがみつかれるってことですよね、安全のために。 「いえ、けっこうです」  丁寧にお断りしました。 「恐がりなんだね」  と彼は言いました。  運転が恐いんじゃねえよ
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人気のない遺跡で、男性が強引な行動に!
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