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男が離婚を決める時。共働き・子なし夫婦は「全く顔を合わせなくなって…」

“夫”になれる人と、なれない人がいる

“夫”になれる人と、なれない人がいる 離婚したのは結婚5年目。三浦さんが30歳、絵里さんが28歳の時だ。三浦さんによれば、離婚の理由は「夫婦になるには若すぎた」から。 「お互いの人生プランが固まっていないうちに結婚したのが失敗でした。こういう仕事、こういう働き方を、これくらい続ける。子供はいつ頃作る。もしくは作らない。そういう話をまったくしなかったわけではありませんが、20代のうちはそれがものすごく変わる。職場環境によっても変わるし、人間としての精神的な成長や変化もある。だから、精神的に成熟していない若いうちの取り決めなんて、当てにならない」  では、何歳くらいだったら人生プランが固まるのかという問いに対して三浦さんは、「うーん…僕はいま37歳ですけど、さすがに今だったら、もう変わらないでしょうね」と答えた。  しかし、絵里さんがもし今も三浦さんと夫婦だったとすると35歳。夫の描く人生プランが「これ以降は変わらない」と確証を持てるまでに結婚から12年もかかるというのは、さすがに酷すぎる。子供を作る、作らないを決めるにしても、絵里さんが20代の頃と35歳では母胎の状況も大きく異なる。  その点を指摘すると、ばつが悪くなったのか、三浦さんは話題を変えた。 「……僕はずっと思っていることがあるんです。世の中には、結婚して、“夫”という役割をうまく演じられる人と演じられない人がいて、僕は演じられない人だったんですよ。 結婚しても相手との関係性は恋人時代から変わらないなと思い込んでいたし、家庭を司る責任感のようなものも持てなかった。結婚はしたけど、“いい感じの関係でしょ”くらいでいいんじゃないかと」
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夫になれなくても、父にはなれる?
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