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“謝礼交際”の始まりはSNS。47歳妻が語る「夫とはできない体験」とは

「援助交際」でもなく、はたまた「パパ活」でもない。今、アラフォー以上の既婚者を中心にはやっているのが「謝礼交際」なる交際形態だ。不倫でも、非合法でもない、その実態とは?

SNSのアダルト系コミュニティにハマる

 大阪市郊外に住む田中久美子さん(仮名・47歳)は、関西の国立大学を卒業後、大手証券会社に総合職として入社。28歳で結婚後は、専業主婦、子育てを経て、その知性を生かし、現在は英語やマナーといった分野で時折、講師業をして収入を得ている。 「こうした仕事は華やかに見えますが、お給料は1回の講義で1万円にも満たないんです。かといってパートに出るのも抵抗があるし」  その久美子さんが謝礼交際にハマったきっかけはやはりSNSだ。
SNSアダルトコミュニティ

写真はイメージです。(以下同)

「数年前、匿名でmixiのエッチ系のコミュニティに入ったんです。絶対、自分はすることはないだろうなと思うエッチな話題は、とても新鮮でした」  特にSM趣味ではないという久美子さんだが、縛られ鞭打たれている女性の写真に目が釘付けとなった。最初は見るだけだった投稿に、コメントをつけるようになるまで時間はかからなかった。 「そんな私のコメントにレスをつけてくださる男性が何人かできました。そのなかの一人と直接やり取りするようになり、いつしか『会おう』という話になりました」  不倫などするつもりは毛頭ない。だから人目につくファミレスでランチを共にすることにした。費用は割り勘。男性も不倫をするつもりなどないと打ち明けてきた。 「顔写真も交換していましたが、実際に会っても、『SNS上の人が実在した』という感覚でしかありませんでした。本名は明かしていないから、エッチな話も思う存分できましたし」
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着衣のままで縛られた対価は現金で1万円
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