Lifestyle
Love

元風俗嬢の経験が夫婦生活の役に立つことも…?幸せママの告白

 誰しも“墓場まで持って行く秘密”のひとつくらいあると思いますが、風俗で働いていた経験を持つ多くの女性にとって、それは絶対に触れられたく過去のはず。

ジグソーパズルのピースを持っている人間の手

写真はイメージです(以下同じ)

 広い庭付きの郊外の一軒家で2人のお子さんと優しい夫、愛犬と幸せに暮らす幸村恵美さん(仮名・38歳/専業主婦)は、19~27歳の8年間、都内のデリバリーヘルスで働いていた元風俗嬢。しかも、かつて風俗誌のグラビアを飾ったこともある、人気フードルだったといいます。

専門学校時代、ギリギリの生活から風俗の世界に


「東北から専門学校進学のために上京したのですが実家からの仕送りは少なく、アルバイトの収入と合わせてもギリギリの生活でした。そんなとき、渋谷でスカウトマンに声をかけられ、高収入の言葉につられて風俗で働き始めてしまったんです」

 在籍していた渋谷のデリヘルで指名本数が月間1位を記録したこともあり、月に150万円を稼いでいた時期もあったそう。クラブなどで夜遊びを繰り返しブランド物や洋服を買い漁るなど、生活が乱れた時期はあったそうですが、「風俗を辞めた後の生活のほうが長いから」と専門学校卒業後は、都内の病院で医療事務として勤務。

 風俗の仕事は続けていたものの、社会人になってからは週1~2日の出勤に減らし、稼ぎも極力貯金に回すようになったといいます。

タンス預金

現在の夫と出会い、付き合うために風俗から卒業


 そんな彼女が夫と出会ったのは26歳のとき。同じ病院で働く仲良しの看護師の紹介で知り合い、何度か遊ぶうちにお互い惹かれ合っていったとか。やがて彼から正式に交際を申し込まれたそうですが、風俗で働いていた後ろめたさから一度は断ってしまいます。

 でも、彼は諦めずに何度もアタックし続けます。恵美さんも本心では彼との交際を望んでいたため、長年勤めたデリヘルを退店。完全に足を洗った後に、正式に付き合い始めることになったそうです。

「ただ、風俗のことは彼に秘密にしたまま。プロポーズを受けた後、言おうかどうか何度も迷いましたが、それで関係が崩れてしまうのが怖くて打ち明けることができませんでした」

 幸いなことに顔出しで風俗誌に登場していたのはごく短い期間だったこともあり、両親や親戚、地元の友人にもバレませんでした。悩み抜いた末、秘密を死ぬまで抱えていくことを決断します。

売春

夫婦生活のマンネリ打破のため、風俗嬢時代のテクニックを解禁


 その後、29歳で結婚し、翌年には女の子、その2年後には男の子を授かり、33歳のときに念願のマイホームを購入。現在は娘さんが通う小学校のPTA役員を務め、ママ友たちには子供のころから続けてきた趣味のパッチワークを教えるなど充実した日々を送ります。

「彼とは今もお互い名前で呼び合い、仲はいいと思います。夜の生活がちょっとマンネリ気味になってきた時期はありましたが、そこはずっと封印していた風俗嬢時代のテクニックがあったので(笑)。『そんなのいつ覚えたの?』って聞かれたときは一瞬焦っちゃいましたけどね」

テクニック

夫の風俗通いが発覚しても腹が立たないのは元風俗嬢のサガ?


 ちなみに夫は風俗で遊んだ経験は一切なかったそうですが、先日スーツのポケットから性感ヘルスの会員カードを発見。そのことを追求すると、夫はその場で土下座。

「出張の際、取引先の方に誘われて、酔った勢いもあって行ってしまった」と床に頭を何度もこすりつけて謝罪されたとか。

「不倫だったら別ですけど、風俗ですし、自分が働いていたからか不思議と腹は立ちませんでした。ウチの旦那も男なんだな~、ってくらいで(笑)。まあ、寛容すぎて逆に怪しまれてもマズいので、『罰として夏休みにディズニーランドに連れて行くこと!』って一応怒るフリはしましたけどね」

 怒り方としては甘すぎる気もしますが、自分の過去を隠しつつも幸せな日々を過ごしている様子。風俗で働き始めたことで転落人生を送る女性もいますが、実際には彼女のように足を洗って母親や妻として生活している人のほうが多いのかもしれません。

夫・彼氏に隠している&隠されていたトンデモないこと vol.6―

<文/トシタカマサ イラスト/やましたともこ>




あなたにおすすめ