結婚初夜なのに…花嫁が1人、カビ臭いボロ部屋で夜を明かした理由
さっきまで高級ホテルで結婚式を挙げていたのに、今は薄暗い畳の部屋で1人……。
カビがこびり付いたひび割れたタイルのお風呂に1人で入り、古い布団に寝転ぶと、穴の空いた障子窓の外には雪が降り始めていました。結婚初夜に1人で何をしているんだろう……と泣けてきましたね。そこからはホテルの冷蔵庫からチューハイを取り出して、もうヤケ酒ですよ(笑)」
翌日、彼と連絡が取れたユカさんはラブホテル代の領収書をもらい、彼にしっかり請求したそうです。
「彼も平謝りしてくれて無事に入籍しましたが、その後も大事な時にしくじる彼の性格が徐々に明らかになってきたんです。大事な会社の会議に遅刻する、私の両親に会う前の日に飲み過ぎて2日酔い……。
最初は目をつぶってましたが、まったく改善する様子がなくて。だんだんとすれ違いが生まれて、結局上手く行きませんでしたね」
結婚式からわずか2年半後、ユカさんは結婚生活にピリオドを打ったといいます。結婚初夜、入籍前に閉め出されてしまった新婦。何事もはじめが肝心といいますが、それは結婚生活も同じかもしれません……。
―「結婚」泣き笑いエピソード vol.4―
<文/結城 イラスト/ワタナベチヒロ>>
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【結城(ゆうき)】
恋愛ライター。鋭い視点で世の男女を観察し、 夫婦問題からイタい火遊びまで、幅広いエピソードを華麗に紡いでいく。Twitter:@yuki55writer
結城
男女観察ライター。鋭い視点で世の男女を観察し、 夫婦問題からイタい火遊びまで、幅広いエピソードを華麗に紡いでいく。Twitter:@yuki55writer
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