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彼氏の財産を奪って別れる作戦が…なぜか涙のハッピーエンドに

「長すぎる春」は結婚へ結び付かない? そんなジンクスを覆したのが田中浩子さん(仮名・35歳)。 「同棲して7年ほど。彼の度重なるキャバクラ遊びに嫌気がさしてきたんです」と語る田中さん。当初は結婚はおろか、もう別れを決意していたそうです。
キャバクラ

写真はイメージです(以下同じ)

「ある日、自宅で二人で夕ごはんを食べていたら、彼の携帯が鳴って。画面を見たら『○○町、アミ』って登録された名前から電話がかかってきていて。どう考えてもキャバ嬢だなと、気付いたんです」

クリスマスにまでキャバ嬢と遊ぶ彼氏

 田中さんは、仕事の付き合いでキャバクラに行くのは仕方ないと思っていたそうです。でも彼の携帯をコッソリのぞき見ると、出るわ出るわ、キャバ嬢とのやり取りの数々。  どうせ本気じゃないから。そう思って耐えていた田中さんの堪忍袋の緒が切れたのは、クリスマスのときです。 「彼の携帯をちょくちょくのぞき見るようになったんです。そうしたら、クリスマスイブの“ランチ”にキャバ嬢と会う約束をしているのを発見して。彼は会社員なので、ランチって、同伴でも、アフターでもない、純然たるデートじゃないですか! 速攻で彼を問い詰めましたよ。でも、だんまり。翌日から出張とか言って、出て行くし」 スマホをのぞき見 田中さんはそのときすでに34歳。今さら結婚相手が現れるのか。それはひどく荒れたそうです。 「私の20代と30代を返して! そんな気持ちでしたね。だから『婚約破棄』で訴えて、慰謝料をふんだくろうとしたんです。でも、それよりも、もっといい方法を知りました」

同棲3年で法律上は「内縁の妻」ということは…?

 田中さんが目を付けたのは、「共有財産の分割」。同棲を3年以上して結婚の意思が認められた場合、「内縁の妻」とみなされること。2人はすでに同棲7年目……ということは、うまくやれば3年目以降の財産は共有財産に見なされるのではないかと考えました。 財産狙いの計画 ちなみに彼は年収1000万円とけっこうな稼ぎ。当時、年収300万未満だった田中さんからすると、かなりの財産が見込めると考えたそうです。 「法律的には、内縁の妻とみなされるかもしれません。でも、急に彼に『別れるから、財産を分割して』と言っても、すんなり受け入れらないじゃないですか。だから、私が『結婚を申し込んだ』にもかかわらず断られた、という事実を作ろうと思い、プロポーズしてみることにしました
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たくらみの“逆プロポーズ”、その内容は?
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