結婚に夢が持てない…悩みのループに入った時の処方せん<目指せ!デキたら婚>
マリッジブルーはなぜ起きるのか
悩んだ張本人が大口を叩けるわけではないのですが、私が今回この問題に取り組むにあたり、同じような悩みを抱える方にも参考になりそうなことを、書きとどめておこうと思います。
●経験者と専門家を頼る
マリッジブルーになると、つい話しやすい人に「結婚ってさ~」と愚痴ってしまいがちです。私も散々愚痴りました。が、結局ハッピーな気持ち100%で結婚した人や親、結婚を経験していない人には、なかなか理解されにくい問題なので、同じように結婚自体に悩んだ経験のある人や、客観的に意見をくれる専門家を頼った方が、気持ちも状況もスムーズに整理できたように思います。
●心の問題と物理的な問題を分けて考える
「この人でいいのか、この結婚でいいのか」という気持ちの中には、当然ですが心の問題と物理的な問題が複雑に絡んでいます。完全に切り分けて考えるのは難しくても、箇条書きに分けて認識してみるだけでも、取り組むべき壁は見えてきます。
私の場合はおもに「結婚=自由が奪われる、面倒という」という心の問題と「お金・住まい・親」という物理的な問題が絡んでいました。
●自分を責めない!自分を大事にする!
結婚に抵抗感を抱く時間が長くなると、だんだん周りとのギャップに自分を責め始めます。「周りがこんなにも結婚を祝ってくれるのに、喜べない自分はダメなんじゃないか」「相手にも親にも悪いことをしている私って、死んだほうがいい」とかとか。
確かに相手からすると迷惑な話だとは思うのですが、1番大事なのはなにより自分が幸せになることです。だからこそ、迷って自分を責めたくなる時ほど、自分を大事に、自分の心の声を聞くことが正解だと思うのです。
ちなみにこの時、パートナーの仏くんはというと、一貫して「好きにすれば」のスタンス。こんな時くらい「ごちゃごちゃ悩んでないで、俺と結婚しろ!」と力強く引っ張ってくれれば楽なのですが、“迷うオンナに放置するオトコあり”なのです。
結局人生は、自分に見合った人しか引き寄せない。放置という優しさを噛み締めながら、心新たにゆーっくり結婚と妊活にReスタートを切ったのでした。
<文・イラスト/おおしまりえ>
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【おおしまりえ】
水商売やプロ雀士、素人モデルなどで、のべ1万人以上の男性を接客。現在は雑食系恋愛ジャーナリストとして年間100本以上恋愛コラムを執筆中。ブログ・Twitter:@utena0518おおしまりえ
コラムニスト・恋愛ジャーナリスト・キャリアコンサルタント。「働き方と愛し方を知る者は豊かな人生を送ることができる」をモットーに、女性の働き方と幸せな恋愛を主なテーマに発信を行う。2024年からオンラインの恋愛コーチングサービスも展開中。X:@utena0518
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