ジャニヲタの天使と悪魔?「導きファン」と「ファン害」の存在
<ジャニヲタ歴20年・みきーるのJ-ウォッチ>
先日、Sexy Zoneコンサートに連れていった友人が、甘美な“中島健人沼”に落ちました。ひと目で健人さんにハマってしまった彼女、今ではすっかり生活が“青いバラ色”(※)となり、楽しい日々を送っています。
※Sexy Zoneのイメージフラワーはバラ、中島健人さんのメンバーカラーはブルーのため。
彼女がスムーズなジャニ活を始められたのは、優しい「導きファン」のおかげだと言います。
“導きファン”とは、「ファン歴が長く経験豊富ゆえ、親切に新規を案内してくれる人」のこと。よき導きファンに出会えると、ジャニ活はさらに明るく快適なものになります。
これに対し、「ファン歴の長さをカサに着て、新規を威圧するような残念な古参」を「ファン害」と呼び、ファン害のどんよりした圧は、現場の空気をよどませます。
導きファンとファン害の違いは、たとえばこんな感じです。
・ファンはみんな一緒! 仲間!
・ファンが増えるほどグループも大きくなるから、新規大歓迎!
・応援ルールや約束事があれば、教えます!
・コンレポや番組レポなど、グループの素敵さをどんどん発信!
・他グループのファンとも仲よく情報交換!
・フレンドリーでほがらかな雰囲気
●素敵な導きファンの例:
・「初めての会場で勝手がわからず困っていたら、グッズ売り場からトイレまで親切に案内してくださって助かりました!」(ユリカさん)
・「よき導きファンの方に、自担の愛用品から彼が好む応援方法、今後の活動予定までくわしくレクチャーしてもらいました。めっちゃ楽しくジャニ活できてます!」(ヨウコさん)
・いつも私を優遇してほしい
・ライバルが増えるから、新規に入ってほしくない
・閉鎖的な“自分たちルール”を押しつける
・担当の魅力を広めるレポや情報発信・拡散をしない
・新規ファンや他ファンを値踏みしてマウントする
・陰口をたたいたり、排他的なムードがある
●困ったファン害の例:
・「某グループのメンバーのソロ舞台を観に行ったときのこと。グループ全員の写真を待ち受けにしていたらファン害の人たちにスマホを覗かれ、『この人、〇〇くん単独の待ち受けじゃないよ!』『ありえなーい!』とバカにされました。すごくイヤな気分に……!」(モナミさん)
・「最前席が当たって座っていたら、『あなたみたいな新規が前にいてもムダ』『メンバーがかわいそうだから変わって!』とからまれてびっくり……」(アキナさん)
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ファン歴の長さ自体は特別な意味をもちません。
けれど、積んできた時間をまろやかな光にかえて新規を照らせるのが導きファンで、「私はずっと応援してるんだから、新規にデカい顔してほしくない!」などとギスギスしてしまうのがファン害です。もっと心に余裕をもちたいところ。ちなみに、“たしなめられるべき新規”もたくさんいますが、この話は次回に譲ります。
いずれにしろ、ファンの応援はグループの原動力。新規も古参も一丸となって、盛り立ててあげられたらいいですね!
<文/みきーる イラスト/二平瑞樹>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
【みきーる】
著書に『ジャニ活を100倍楽しむ本!』『「戦力外女子」の生きる道』他。Twitterアカウント:@mikiru。公式ブログ『ジャニヲタ刑事!』

新規さんようこそ!<導きファン>
ぶっちゃけ新規なんてキライ!<ファン害>

みきーる
ジャニヲタ・エバンジェリスト。メンタルケアカウンセラーⓇ。女子マインド学研究家。応援歴20年超のジャニーズファン。女心を知って楽しく生きるためのライフハック“女子マインド学”を提唱。著書に『ジャニ活を100倍楽しむ本!』(青春出版社)『「戦力外女子」の生きる道』他。Twitterアカウント:@mikiru、公式ブログ:『ジャニヲタ刑事!』