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「僕の愛人と会ってみる?」と言う夫、その時妻は…|ポリアモリストの妻として

夫から愛人との三者面談の申し出

 結果的に、柚衣さんは浮気されたことの苦しさではなく、スマホを見てしまったことへの罪悪感から芳賀さんの浮気を知っていることを告白。話し合いの末、その愛人の存在を認めるという結論に至ったそうです。 「正直な話、芳賀と付き合う時点である程度の覚悟はしていました。絶対に浮気はするだろう、と。ある意味では想定の範囲内だったんですよね」

芳賀英紀さん(@hidenori0828)がシェアした投稿

 それからしばらくして、柚衣さんは芳賀さんから、驚きの提案をされます。それは「僕の愛人と会ってみたいと思うなら言って欲しい」という、まさかの愛人との三者面談の申し出でした。  柚衣さんは、意外にもその提案を受け入れ、2017年11月11日……折しもポッキーの日に、芳賀さんの愛人である由香さんと会うことになったのです。 「私としては、『どんな女でも、かかってこいや!』というくらいのテンションでした。でも、彼が選んだ女なら変な奴じゃないだろうし、もし変な女だったら芳賀が可哀想だなとも思っていました」

夫に愛人がいることで「自分が一番の存在」だと実感

 実際に会ってみると、愛人の由香さんには嫌な印象はまったく抱くことは無かったと言います。 「むしろ、変な女だったら芳賀に対して完全に萎えてしまっていたと思います」  そうキッパリと語った柚衣さんは、由香さんと対面したことで、自分の中にある種の余裕が生まれたといいます。
芳賀柚衣さん

芳賀柚衣さん

「私はもともと、自己評価が低い方だったため、男は自分の元から去っていくものだと無意識下で考えていました。しかし、愛人の存在により、芳賀の中で明確な女としての順位付けがされたお陰で、自分が一番の存在だと今は実感できているのです」  そんな柚衣さんに、芳賀さんはたまに「由香さんとの関係が、今ちょっと大変で……」などもらすことがあるとか。その言葉にも柚衣さんは、ツッコミを入れて笑えるくらいの心持ちでいられているそうです。 ――近日公開予定の後編では、柚衣さん自身の「ポリアモリー」に対しての考え方、そして今後の夫との関係について、語っていただきます。 <文・写真/もちづき千代子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
もちづき千代子
フリーライター。日大芸術学部放送学科卒業後、映像エディター・メーカー広報・WEBサイト編集長を経て、2015年よりフリーライターとして活動を開始。インコと白子と酎ハイをこよなく愛している。Twitter:@kyan__tama
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