日本一ゴキブリが出没しやすい地域が判明。家の中での要注意スポットは?
会わなくてすむのなら、一生でもお目にかかりたくない。そう思わずにいられないのが、夏にがぜん出没率が上がるあの黒いやつ……ゴキブリ。
シェアリングテクノロジーの調査によると、ゴキブリの発生件数が一番多い都道府県は東京都で、他県に比べてもその数がズバ抜けて多いことが判明したようです。
東京以外にも、ゴキブリ出没率が高い都道府県はどこなのか。さらに、出没しやすい要注意スポットは家の中のどこなのか。気になる調査の結果を紹介したいと思います。
全国から寄せられたゴキブリ駆除相談に関するデータ(4,365件)をもとに、各都道府県の10万世帯あたりの相談件数を割り出したものが以下です。
※調査年月:2015年5月~2018年4月。
1位 東京都 相談件数1,164件 10万世帯あたり17.4件
2位 沖縄県 相談件数87件 10万世帯あたり15.6件
3位 富山県 相談件数53件 10万世帯あたり13.4件
4位 愛知県 相談件数357件 10万世帯あたり11.7件
5位 鹿児島県 相談件数72件 10万世帯あたり10.0件
さすが首都。相談件数が1,000件超えと、他県に比べて圧倒的です。4位に入った愛知県の他、神奈川県(6位)、大阪府(10位)など、人口密度が高く、ゴミの排出量が多い大都市はゴキブリ発生率がどうしても高くなるようです。
注目は、富山県が3位に入っていること。ゴキブリは湿気の多い場所を好む傾向があり、富山県は年間の相対湿度(空気中に含まれる最大の水分量に対して、現在の空気がどのくらいの水分を含んでいるか)が77%と、沖縄県の74%よりも高く(1981~2010年データ)、多湿な気候がゴキブリの生息に適しているようです。
ちなみに、ゴキブリ発生率が低い都道府県には、岩手県(10万世帯あたり2.0件)、北海道(2.1件)、秋田県(2.3件)、山形県(3.1件)、青森県(3.1件)と、寒冷な地域が占める結果になっています。

ゴキブリが発生しやすい都道府県、魔のワースト5
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