
「だーいすき!」くらいのメッセとスタンプのやりとりでは証拠にはならない
では、これらの証拠を生かして不倫認定された場合の効果はどうかというと?
「不倫をした方からは別居を10年くらいしないと離婚請求はできません。また離婚が成立しない限り、生活費を継続的に負担する必要があります。離婚する場合は相手方に対して多額の財産的給付を行う必要がありますし、離婚されて慰謝料を支払う必要も出てきます」

弁護士の野間口寛氏
これまで300件以上の男女問題を扱ってきた野間口氏は、不倫についてのまとめとして次のように述べていました。
「不倫はしないに越したことはありません。法的には不倫にはデメリットしかないので不倫はすべきではありません。しかしここ数年ビジネス交流会などでカウンセラーさんや占い師さんからお話をお聞きする機会が多くあり、“不倫も、その人の人間的成長にとっては必要な場合もある”というようなお話をお聞きしました。
ですので、法的には不倫はしないに越したことはないけれど、その人にとっては必要なこともあるのかもしれませんね。まあ、弁護士のお世話になる不倫はしないほうがいいでしょうが(笑)」
まあ、不倫して慰謝料払って略奪婚した後にその男性とさらに離婚したライターのカワイから言わせていただければ、不倫も離婚も、なんだってやってみたらいーじゃんって感じです。でも再婚の機会があるなら慰謝料を払わずにしたいです…。
<文/カワイモモコ>
⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】カワイモモコ
1977年、東京都生まれ。ライター歴20年。ふだんは週刊誌でエロい記事を書いているが、最近はSEKAI NO OWARIをプチ追っかけ中。一方で昔から長渕剛も好きでこの夏はセカオワの日産スタジアムライブと長渕の富士山オールナイトライブをハシゴした。