Fashion

流行のシースルーを簡単に取り入れる方法。手持ちアイテムに“ひと工夫”でOK

裏地付きスカートの裏を取ってリメイク

 そこで思いついたのが裏つきのシースルースカートです。ポリエステルシフォンでも、レースでも構いません。皆さん、去年あたり、透ける素材だけれども、裏がついているから中は見えないロング丈のプリーツスカートを買いませんでしたか?
シースルースカート

裏がついていて中が見えないロング丈のプリーツスカート。これをリメイクするという手も ※画像はイメージです

 かなりの人があのポリエステルシフォンのスカートをはいていたと記憶しています。今、あのスカートはどうなったでしょうか?もう捨ててしまったでしょうか?  もしそんなスカートをまだ持っているのなら、それを利用しましょう。どうするのかというと、裏地を取ってしまうのです。  縫い付けられている部分をはさみで切ってしまいましょう。切った後がぎざぎざしているでしょうけれども、構いません。  ちょっと洗濯したぐらいではどうってことありませんし、どうせ捨てるつもりだったのなら、どうなったっていいでしょう。躊躇(ちゅうちょ)せずに、一種のリメイクですから、思いきってやりましょう。
シースルースカート

裏地を取ればシースルースカートに ※画像はイメージです

 裏地を取ってしまったら、どうなったでしょうか。シースルースカートが出現したのではないでしょうか。新しく買わなくても、これを使えばいいでしょう。  また、もともとそんなスカートは持っていなくて、売っているのを探してもない場合も同様に、裏地がついたタイプのスカートを買って、裏を取ってしまってください。

レギンスやロングブーツと合わせてもよいでしょう

 リメイクのシースルースカートができ上がったら、お尻が隠れるタイプのトップスを着て、スカートを合わせてみましょう。
シースルースカート

お尻が隠れるタイプのトップスとシースルースカートを合わせて ※画像:WEAR

 脚が見える範囲はそれぞれだと思いますので、そのまま見えるのが嫌な場合はタイツやレギンスをはいてもいいですし、ロングブーツをはくという手もあります。全体のバランスと自分の好みで決めましょう。  服を作るほどではないけれども、リメイクならば、しかも裏地を取ってしまう程度なら誰でもできるはず。捨てるつもりのものならばなおさらのこと、もう一度着られないかどうか考えてみましょう。案外、生き返るものがあるかもしれません。
シースルースカート

今あるもので工夫して、流行を先取りしよう ※画像:WEAR

 透ける素材のスカートやパンツは次の春夏シーズンも続きます。今あるもので工夫して、流行を先取りしましょう。 <文/小林直子>
小林直子
ファッション・ブロガー。大手ブランドのパターンナー、大手アパレルの企画室を経て独立。現在、ファッション・レッスンなどの開催や、ブログ『誰も教えてくれなかったおしゃれのルール』などで活躍中。著書『わたし史上最高のおしゃれになる!』など。
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