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セレブ妻の正体は、元暴走族のヤンキー。隠していた本性を夫が思い知った日

 誰もが隠したい過去の1つや2つはあるもの。今回ご紹介するのは、過去を隠してセレブな夫と結婚したアンナさん(仮名・29歳)。アンナさんが夫に隠していた過去とは、どのようなものなのでしょうか?

ヤンキーギャル、東京でデキ婚した相手が実はセレブ!

「学生時代からよく東京には遊びに来ていたのですが、地元は山梨県です。週末に東京へ遊びに行くときはギャルっぽい服装をして109で買い物をしていましたが、地元ではジャージを着て暴走族の集会に出るようなヤンギャル(ヤンキーギャル)でした」
チャンプロード 2014年 12月号

『チャンプロード 2014年 12月号』笠倉出版社

 高校卒業とともに上京した彼女は、六本木のパーティーで8歳年上の夫と出会い、意気投合して付き合うことになったといいます。それから間もなくして妊娠が発覚し、20歳で“出来ちゃった婚”をしました。  夫の最初の印象は「普通の人だった」と話すアンナさん。しかし結婚後、意外なことが発覚したのです。 「じつは夫の父親が貿易会社を経営していて、息子である夫は次期社長だというのです。その辺にいそうなお兄ちゃんという印象だったのにまさかボンボンとは……と驚きましたね。しかも夫は株もやっていて、大儲けしているんです。  子供が生まれるからと選んだ新居は晴海にある新築のタワーマンションで、それまで下町の家賃7万円のアパートに住んでいた私は、急な生活の変化にただ戸惑うしかなかったですね」 元ヤンセレブ妻 突如、セレブ妻に転身したアンナさん。しかしセレブな住民が集まるタワーマンションに、初めはうまく馴染めなかったといいます。 「住民はいかにもマダム! という雰囲気で高そうな小型犬を連れた人や、高級車を乗り回すような主婦ばかりでした。私も免許は持っていましたけど、地元で乗ったことあるのはシーマやマークⅡなどのヤンキー車ばかりなんて口が裂けても言えませんでしたね……。夫は地元での私を知らないので、六本木でたまに遊んでいたぐらいの子という認識だったと思います。  本当はまだ109で服を買っていたのですが、夫にバレないように雑誌を買ってハイブランドの勉強をしていました。子供が幼稚園に入ってからはさらに大変で、ママ友からの『今度、オペラに行くんだけれど一緒にいかが?』とか『日本舞踊のお稽古へ一緒に行かない?』など、全然興味ない話ばかり振られて、初めはひたすら愛想笑いするしかなかったですね……」
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夫の裏切りにブチ切れ、ある日「本性」を表した
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