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元ヤンのセレブ妻が、過去のタイマン相手と保護者会で再会…どうする?

 一見、セレブそうな淑女でも若いころは、ヤンキーやギャルとして青春を謳歌(おうか)していた人もいるでしょう。
「チャンプロード 2010年 01月号」笠倉出版社

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 今となっては記憶から消したい過去ですが、当時の知り合いと予期せぬ場所で運命的な再会を果たすこともあります。

ヤンキー時代の因縁の相手と娘の小学校の保護者会で再会

「私にとってそれは娘が通う小学校のクラスの保護者会でした。そのとき、1人のママさんが私のことをずーっと見ていたんです」  そう話すのは、中学時代に数回の補導歴を持つ竹下真弓さん(仮名・38歳)。地元ではちょっとは名の知れた不良少女だったそうですが、現在は院長夫人兼看護師として開業医の旦那さんと病院を切り盛りしています。 「あまりにこっちを見てくるから最初は『なにガンくれてだ。このクソアマ!』ってイラッと来たんですが、なんか見覚えがある顔だったんです。そしたら保護者会が終わった後、私のところに来て『○○さんだよね?』と旧姓で声をかけてきたんです。その瞬間、彼女のことを思い出しました」  ちなみに彼女は中学時代、抗争相手だった隣の市の不良グループの中心メンバーだった女性。当時は何度もケンカをしたそうで、お互い鼻血ダラダラの殴り合いを繰り広げたこともあったそうです。

同郷の元ヤンセレブ妻同士、意気投合!

元ヤン今セレブ妻「私も彼女のことを旧姓で呼んだら、『やっぱりー! すっごい久しぶりよね』っていきなりハグされちゃいました。昔は眉間にシワを寄せてニラんでくる彼女しか見たことがなかったので、当時とのギャップに面食(めんく)らっちゃいました(笑)」  その女性の夫は、建築事務所を経営する一級建築士。自宅はオシャレな一軒家で、近所でも有名だったといいます。 「でも、そこに住んでいるのが彼女とは知りませんでした。お互い地元から離れていましたし、まさか私立小学校の保護者会で再会するとはつくづく因縁のある相手だなぁって。  ただ、親しげに声をかけてきた彼女じゃないですけど、昔はあれほどいがみ合っていたのに怒りや憎しみの感情はまったくなく、昔の友達に久々に会ったような気分でした」  これを機に2人はよくランチに出かけたり、休日互いの子供を連れて遊びに行ったりと家族ぐるみで付き合うようになったとか。 「子供同士もクラスで仲良しで、互いの家に泊まりっこしているほど。ただ、私も彼女も中学時代の友達とは伝えているのですが、ヤンキーだったことは子供と旦那に内緒にしているんです。今さら恥ずかしくてそんなこと言えないし、“夫に尽くす優しい嫁”のイメージを壊すわけにはいきません!」
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2人で話すと、ヤンキー時代の言葉使いに
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