夏の名残で余った
花火やマッチなどの発火物。これらを捨てる際もひと手間が必要だ。
「家庭用花火なら24時間ほど水に浸せば火種がシケるので、再び発火することはありません。あとは可燃物として捨てましょう」

花火やマッチなどの発火物は、一晩ほどしっかりと水に浸してシケらせることが大切。そうすれば発火しないので、燃えるゴミで捨てられる
そして、
灯油や廃油など、着火すると危険な油類はどうか。
「灯油は個人では処理が難しいので、ガソリンスタンドや業者に処分の依頼を。料理で使った廃油は流しに捨てると排水管が詰まる原因に。少量なら布や紙に染み込ませるか、『固めるテンプル』などで固め、燃えるゴミとして捨てます」
意外と注意が必要なのが、
ペンキなどの塗料。
「ペンキは液体のままだと捨てられないので、空気に触れさせて乾かしたり、残塗料処理剤を混ぜて固めましょう。固めた塗料もゴミとして出せないので、専門処理業者に依頼する必要があります」
危険物こそ家に放置は絶対に危険なのだ。
【齊藤数馬氏】
買い取り業界のマーケティングに従事し、物の処分方法やポイント情報に詳しく、「高く売れるドットコムマガジン」の編集長を務める
―
保存版[捨てまくる技術]Vol.2 ―