「500円ブラで十分!」下着も“質より量”の女性が増えている
長く不況が続きすぎたせいか、若い女性の「デフレ化」が進んでいるらしい。そんな兆候を感じて、「もらってうれしいプレゼント額」から「結婚相手に望む条件」、「パンツの値段」まで大調査。自分をバーゲンセールしないためのセルフチェックにもどうぞ!
デフレは女性の下着相場も直撃している。
「今はいているパンツは、セールで一枚980円。高いのを1枚持つより、枚数があったほうが日常的に使えるし」(26歳・派遣)
もはや「質より量」という、ファストパンティ時代の到来である。
買う場所も「ドン・キホーテでイチキュッパの下着を大量に買う」(27歳・イベント)、「下着を買うなら絶対にしまむら。予算は上下で2000円以内」(25歳・飲食)、「ユニクロの安いブランド、GUでブラ562円、パンツ372円なり!」(33歳・百貨店)。といったように、「こんなにお得!」が重視される。
世代の垣根を越え、「見えない部分をいかに安く抑えるか」がポイントになっているようだ。
さらに驚きなのが、勝負下着に対する意識の変化である。20~30代未婚女性99人へのアンケートによると「勝負下着を持っていない」と答えた女性が48人と半分近い。
「男は下着なんてろくに見てないし、まして値段なんてわからないでしょ。だから安さを優先させちゃう」(27歳・IT)
それどころか、全体の2割が「穴の開いたパンツをはいている日がある」と答え、「1日はいたくらいでは洗わない」(7人)というツワモノまで。パンツは、今や“ただの布きれ”に落ちぶれつつあるのか……?
【20~30代 未婚女性99人アンケート】
穴の開いたボロいパンツをはいている日がある<22人>
勝負パンツなんて持ってない<48人>
パンツは1日はいたくらいでは洗わない<7人>
― 「女性のデフレ化」が止まらない【4】 ―