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年1万9000人がお風呂で死ぬヒートショック。危ない入浴・浴室10ケ条

 日々寒さが増し、お風呂が恋しくなってくるこの季節。熱い湯船にゆったりつかる時間はまさに至福…でも、そんな癒しのお風呂に大きな危険が潜んでいることをご存知でしょうか?

お風呂 寒い季節になると増えてくる症状「ヒートショック」。入浴中、急激な温度差によって体が影響を受け、最悪の場合は死に至ることも。厚生労働省の推計によると、入浴中の死亡は年に約1万9000人にも上るのです(※)。うち高齢者が約8割で、お風呂での溺死、心筋梗塞や脳梗塞などが含まれます。
 これは、同年の交通事故死亡者数(約4600人)の約4倍にもなるといいます。

 これからの季節、インフルエンザ同様に気をつけなければならないヒートショック。特にお年寄りがいる家庭は要注意ですね。今回はその原因や危険度が高い地域、予防法を探ります。


1.危ないお風呂の入り方「ヒートショック危険度」チェック


 リンナイ株式会社は11月1日、全国の20~60代の男女 計2,350名を対象に「入浴」に関する調査結果を発表しました。「日本一長風呂県」「日本一熱風呂県」や、「ヒートショック予備軍が多い県」など様々なランキングも。

 ではまず最初に、お風呂を医学的に研究している入浴科学者・早坂信哉先生が監修した「ヒートショック危険度チェックシート」(調査リリースより)を見てみましょう。みなさんは、いくつあてはまりますか?

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Q.次の項目のうち、あなたにあてはまるものはどれですか? すべてお選びください。

□メタボ、肥満、糖尿病、高脂血症、心臓・肺や気管が悪い等と言われたことがある
□自宅の浴室に暖房設備がない
□自宅の脱衣室に暖房設備がない
□一番風呂に入ることが多いほうだ
□42度以上の熱い風呂が大好きだ
□飲酒後に入浴することがある
□浴槽に入る前のかけ湯をしない、または簡単にすませる
□シャワーやかけ湯は肩や体の中心からかける
□入浴前に水やお茶など水分をとらない
□1人暮らしである、または家族に何も言わずお風呂に入る
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 チェックシート10項目のうち、チェック数が5個以上ある人はヒートショックになる可能性が高い『ヒートショック予備軍』ということなので要注意! ただ、たとえ1つでも当てはまればヒートショックの可能性があるということなので、チェック数が少なくても油断できません。

2.お風呂周りに「暖房設備がない」のは要注意


 アンケートで最もチェック数の多かった項目は、「自宅の脱衣室に暖房設備がない」、2番目に多かった項目は「自宅の浴室に暖房設備がない」。設備面でヒートショック予防が出来ていない家庭が多数あることが判明しました。

ヒートショックアンケート1

              【リンナイ調べ】

 確かに脱衣室や浴室に暖房設備があるのは理想的ですが、現実的にはなかなか難しいかも。わが家もリフォームしたついでに、冷暖房付きの浴室にしましたが、以前住んでいた家の浴室にはそんな機能はなく冬は寒かった…。

 ヒートショック予防のためには、できれば浴室に暖房を設置したほうがよさそうですね。

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「ヒートショック予備軍」が多い都道府県は?

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