いい睡眠は4時間で決まる。ぐっすり眠れる3分テクを名医が教える
睡眠不足は女性の大敵。肌あれや便秘、くまなどの原因となり、肥満にもつながります。よく「睡眠は1日7時間」などと言われますが、仕事やライフスタイルによっては難しいですよね。ストレスで寝付けない、寝ても疲れが取れない、という悩みもよく聞きます。
そんな睡眠の悩みを解消してくれる「ぐっすりストレッチ」をご存知でしょうか? 睡眠専門医・白濱龍太郎先生(「RESM新横浜」院長)が考案した睡眠法で、これを紹介した著書『1万人を治療した睡眠の名医が教える 誰でも簡単にぐっすり眠れるようになる方法』(アスコム刊)は13万部突破のベストセラーになっているそう。
白濱龍太郎先生は、「睡眠の質」は「深睡眠」で決まるといいます。
「そもそも睡眠は、レム睡眠(体は休んでいるが脳の一部が活発に動いている)とノンレム睡眠(脳を休ませ、体の疲れを回復させる睡眠)の繰り返しです。深睡眠とは、そんなノンレム睡眠の中でも、脳が一番リラックスした状態にある、もっともぐっすり眠っている状態のことです。
深睡眠は、眠りについてから4時間以内に多く発生し、時間が経つにつれ、深睡眠の時間は短くなっていくように体のリズムができています。特に最初の深睡眠では、傷ついた細胞の修復を行なう成長ホルモンの分泌がピークになることも明らかになっています」(白濱先生)
つまり、睡眠の勝負は最初の4時間! いつ眠るか、どれだけ眠るかではなく、最初の4時間にしっかりと深睡眠をとることが大切なのです。
もちろん、適切な時間(成人であれば6.5時間~7.5時間)眠ることが一番なのですが、どうしても眠る時間が確保できない忙しいとき、せめてしっかりと深睡眠をとることが、美容と健康には大切なのです。
そして、深睡眠をしっかりとるために白濱先生が開発したのが、1日3分でOKのぐっすりストレッチです。やり方はとっても簡単。
(1)シャワーを固定し、ほんの少しだけ熱めのお湯を首の後ろにあてて、首の筋肉と血管を温める
(2)親指以外の指を組む
(3)首の横のくぼみを親指で軽くつまみ、手をゆっくりと上下に動かす。シャワーはあてたまま。首のコリをほぐすことで血行を促進し、深部体温が上がりやすくなる
●ポイント
血管が集まっている首を温め、コリをほぐして血行を促進すると、深部体温が上がりやすくなる

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睡眠の質は、最初の4時間の「深睡眠」で決まる


深い睡眠へのステップ1:1分間 首もみストレッチ


