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女らしさ、男らしさ…窮屈な世にNO!と言うおしゃれなレディース集団

「フェミニズム」と聞くと、どんなイメージが沸くでしょうか。ちょっとした発言や表現物に「女性差別だ!」と文句をつける面倒くさい人たち? そんな印象を持っている人も多そうです。

 ところが、とてもポップな形でフェミニズムを訴えようとしている「NEW ERA Ladies(ニューエラレディース)」というユニットがあります。

ニューエラレディース

NEW ERA Ladies(ニューエラレディース)の2人。左が妹のsuper-KIKIさん、右が姉の里子さん

 メンバーである姉の宮越里子さん(グラフィックデザイナー)と、妹のsuper-KIKIさん(イラストレーター/アーティスト)に話を聞きました。

ZINEやファッションで発信中


 彼女たちは、ZINEと呼ばれる自主制作で作る冊子『NEW ERA Ladies(ニューエラレディース)』を発行したり、super-KIKIさんがデザインするファッションでメッセージを発信中。2人が着ている服も、作品の一部です。

 前回の記事で書いたように、活動を始めたきっかけは、里子さんがクラブで痴漢に遭い、被害者なのに非難がましい声をかけられたことでした。

 インタビューの前に、アパレル作品に込められたメッセージを紹介しましょう。 

●STOP GENDERING ME

ニューエラレディース STOP GENDERING ME ジェンダリングというのはKIKIさんの友人が作った造語。トップスに記された「STOP GENDERING ME」は、「ジェンダー(社会的に作られる性別)を勝手に決めるな」というような意味です。

「女らしくないとか」「男らしくしろ」といったレッテルを貼るなと訴えています。それに性自認と性別は、必ずしも同じではありません。性は男女二つだけで語れるものでもないし、自分の性別をまだ決めていない人に、性別の「らしさ」を押しつけるのは、どれだけ暴力的でしょうか。

●I’m over trying to find the “adorable” way to state my opinion and still be likable! F@@k that.
<愛らしく自分の意見を述べる方法を探したり、いい子で居続けるのはやめた。そんなのくそ食らえ!>

ニューエラレディース作品 ジェニファー・ローレンスというハリウッド女優の言葉です。

 男性と同じ方法で女性が意見を述べると「攻撃的だ」と言われてしまう。だから相手に好かれるように柔らかい言い方をしたり、相手に聞いてもらえるような言い方をしてきたけれど、どうしてこんなことをしなければいけないんだろう? 男性たちはこんなプレッシャーを受けることはないのに。
 そう疑問に感じた彼女は「そんなのやめた!」と言い放ちました。この言葉は多くのハリウッド女優たちの心に響き、絶賛されたのです。

 super-KIKIさんの作品は、イベントなどの際に出品しているそう。詳しくはインスタグラム@super__kikiで情報を発信しています。

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女も男も「こうあるべき」に縛られて苦しんでる

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