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恋が終わったあとの悲しさの正体とは。恋愛小説から生まれた漫画

年代の違う二人をつなげた“20代の恋”

 燃え殻さんと相澤さんのお二人に、漫画があとがきに掲載されたいきさつを聞きました。 「便箋に漫画が手書きで描かれていたんです。それを読んだ時、自分の書いたものが誰かに伝わった! と、なんだか初めて実感しました。相澤さんの漫画の力だと思うんですが、改めて小説を書いてよかったなぁと思えました。文庫に、僕だけが読んだあの漫画を載せたいと思いました。小説を読んだあとの答え合わせみたいで、しっくりくるなぁと思ったんです」(燃え殻さん) 「この本を読んだ今の気持ちを燃え殻さんに伝えたい! と思いました。送った後、しばらく恥ずかしくて後悔しました(笑)。でも、このように一緒のお仕事につながって嬉しく思っています」(相澤さん)  漫画の中の「失ったあとも完璧な完璧な恋でした」という言葉が印象的ですが、最後に、相澤さんにとって“完璧な恋”とはどんなものなのか聞いてみました。 「燃え殻さんの言葉を借りれば、その人のすべてが正義になるような、信仰のような恋、でしょうか。世界のすべてがその人につながってしまうのが、完璧な恋なのだと思います」  その人が自分のすべてになるような恋愛を若い頃にしたことがある人は多いのではないでしょうか。25歳の相澤さんと、45歳の燃え殻さん。20代の頃に経験した二人の“完璧な恋”が時空を超えてつながっているようで、面白いですね。 <文/女子SPA!編集部> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
女子SPA!編集部
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