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妻・中山美穂と愛人・黒木瞳がついに遭遇?『黄昏流星群』の悩める女たち

立場の異なる、3人の女性たち

 同世代の真璃子と栞、そして娘世代の美咲。3人の女性の生き方が浮き彫りになった。自分の人生は自分で切り開いていくものだという薫陶(くんとう)を受けたアラフィフ世代も、結局は生きたいように生きられた人ばかりではない。結婚して専業主婦となれば、子どもが成人してから「私の人生は何だったのだろうか」と後悔するし、独身を貫いて自由に見えても「結婚したかった」という思いは残る。  今の自分の立場を考えれば、今さら積極的に、「何かをつかみとる」ことは不可能に思えるのだ。まさに黄昏……。もう輝く朝日は自分には降り注いでこないと悟る日々。

黄昏どきだからこそ……10年ぶりの恋を楽しむ50歳女性

「だけどね、そうとも言えないと思うんですよ」  そう言うのは知人のリエさん(50歳)だ。彼女はドラマの栞同様、仕事を続けながら親の介護もしてきた。結果、結婚しそこなったというが、それでも最近、恋人ができた。 「中学時代の同級生と再会して……。相手は既婚だけど、介護をしなくてはいけない私にはちょうどいい。恋愛のおいしいところだけ享受している感じだから。いけないことをしているとわかってはいるけど、私には彼が必要なの。自分の恋愛感情を律することなんてできなかったし、する気もなかった」
中学生

写真はイメージです。

 10年ぶりに恋愛していると話す彼女の顔は、恋人がいなかった時期に比べてあきらかに明るく輝いている。 「今までたくさん我慢してきたんだもの。この年でもう自分の箍(たが)を自分ではずしてやりたい。そう思ってもいいかなと。自分の人生だからね。黄昏どきだからこそ、もう一度、黄昏なりに日を浴びたいじゃない?」  不倫はいけないというのは簡単だ。実際、褒められたことではないのは誰もが百も承知。それでもあえて自分の欲求に従ってみる。そんな生き方もある。 <文/亀山早苗> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
亀山早苗
フリーライター。男女関係、特に不倫について20年以上取材を続け、『不倫の恋で苦しむ男たち』『夫の不倫で苦しむ妻たち』『人はなぜ不倫をするのか』『復讐手帖─愛が狂気に変わるとき─』など著書多数
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