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竹内涼真やYOSHIKIも追悼。「スパイダーマン」生みの親、死因が判明

 今月12日に95歳で他界したアメリカンコミックの巨匠スタン・リーの死因が判明した。 「スパイダーマン」「X-メン」「アイアンマン」など数々のヒーローを世に送り出してきたスタン。死因は不明とされていたが、死亡診断書によると、リーの死因は心不全と呼吸不全だったという。
スタン・リー

今月12日に95歳で他界したスタン・リー

 さらに、生前には、肺に食べ物や胃酸、唾液などが入り込んだ結果起きる誤嚥性(ごえんせい)肺炎にかかっていたと芸能サイト「TMZ」は報じている。  リーは16日の「近親者のみの葬儀」を経て、埋葬されたそうだ。  リーが代表をつとめていた「ポウ!エンターテイメント」は公式ツイッターでこう声明を発表している。 「スタンは、断固として盛大な葬式を望んでいませんでしたし、遺族も彼の遺言に従い、近親者のみの葬儀を行いました。今後も彼の冥福をお祈りいたします。スタン・リーのポウ!エンターテイメントは共に、偉大なるクリエイターで現代ポップカルチャーの父を偲びます。  スタンの壮大さがこのような記念碑を打ち立てたのです。今後更なる情報が入って来ると思いますが、その間にもファンの間で気持ちを通じ合わせたいという願いがあることを理解しています。そこで皆さんの思いや祈り、追悼コメントを共有できるスペースをtherealstanlee.comに用意しています。スタンのファンの皆様に彼の素晴らしい半生や伝説を祝福して頂ければと思います」
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 ニューヨークで、ルーマニア系ユダヤ人の家庭に生まれたスタン。10代の頃に、親族が経営する出版社で助手として働き始めたことがきっかけで、若くしてコミック本の作家となった。のちに「マーベルコミック」となるこの出版社で編集長に就任したのは、18歳のときだったという。  アメコミ作家となったスタンは、「スパイダーマン」や「ファンタスティック・フォー」、「X-メン」など、人々から愛される数々のコミックのヒーローを生み出し、アメリカコミック業界に変革をもたらした。そして、原作のみにとどまらず、映画の製作総指揮、役者、発行責任者としても活躍した。  またスタンといえば、マーベル映画にたびたび登場することでも知られ、日本でも絶賛上映中の映画「ヴェノム」にもカメオ出演している。さらに、来年全米公開が予定されている「アベンジャーズ」第4弾でもカメオ出演するものとみられている。

感謝と哀悼のメッセージ続々。YOSHIKIや竹内涼真も追悼

 偉大な「ポップ・カルチャーの父」であるスタンが死去したことを受け、各界から続々と哀悼メッセージが寄せられている。  マーべル作品の大ヒットシリーズ「アイアンマン」などで主演を務めたロバート・ダウニー・Jrは、インスタグラムにスタンとのツーショット写真をアップ。「すべてあなたのおかげです…。どうか安らかに、スタン」と哀悼の意を示した。
 このほかにも「X-MEN」シリーズなどで長年ウルヴァリン役を務めたヒュー・ジャックマン「デッドプール」シリーズで主演を務めるライアン・レイノルズ、現在日本でも大ヒット上映中の「ヴェノム」のトム・ハーディクリス・ヘムズワースクリス・プラットなど、マーベル映画に出演した俳優らが続々と追悼のメッセージをSNSに寄せている。  スタンに想いをはせているのはマーベル俳優たちにとどまらない。X JAPANのYOSHIKIも、スタンと一緒に“Xポーズ”をした2ショット写真などをインスタグラムに投稿、故人を追悼した。  さらにマーベル好きで知られる竹内涼真も、スタンとスパイダーマンのポーズを決める写真をインスタグラムに投稿。「#marvel」(#マーベル)とハッシュタグをつけ、スタンを偲んでいる。
 竹内が親善大使をつとめる「東京コミコン」には、2016年と2017年にスタンも来日しており、写真はそのときに撮影されたものとみられる。  スタンにもゆかりのある「東京コミコン」。今年は、11月30日より3日間開催される予定となっている。  スタンがよく口にしていた「エクセルシオール(Excelsior)!!」。「常に向上し、さらなる高みを目指せ」を意味するこの言葉。これから、マーベルのスーパーヒーローたちを見たら、この言葉を思い出したい。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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