まだ間に合う、1月も開催している本場のクリスマスマーケット。名物グルメも
ヨーロッパの冬の風物詩として、各地でこの時期開催されているクリスマスマーケット。
その期間は大体が12月上旬~23日と短く、遅くてもクリスマス明けには終わってしまいます。
そのため、日本の一般的な年末年始の休暇では、わずか数日の差で観たくてもタイミングが合いませんでした。
しかし、あきらめるのはまだ早い。最近は観光地などを中心に旅行客向けに1月上旬まで開いているマーケットもあるんです。
大きな街では同じ市内に複数のクリスマスマーケットがあることが珍しくありません。パリやベルリンでは年内で終了するところも多いですが、その一方で年明けまで開催しているところもあります。
また、日本人旅行者には今ひとつ馴染みの薄い東欧やバルト三国でも首都などの都市部を中心に1月上旬まで開催しているところも。
1年前、プライベートの旅行でエストニアの首都タリンを訪れた際、旧市街の広場で開催されているクリスマスマーケットに行ってきたのですが、19年も1月6日まで開催しているようです。
バルト海を挟んでフィンランドのヘルシンキからフェリーで2時間と近いため、北欧旅行のついでちょっと足を伸ばして楽しむことも可能です。
また、せっかくクリスマスマーケットに行くなら、この機会にぜひ食べておきたいのがクリスマス料理。日本のお祭りの屋台でも焼きそばやリンゴ飴、綿菓子などが定番のように「クリスマスマーケットといえばコレ!」という料理があります。
なかでもドイツのマーケットなどでよく見かけるのが、ジャガイモのパンケーキの『Reibekuchen(ライプクーヘン)』。甘酸っぱいいリンゴのソースを付けて食べるのですが、間違いなく女性は気に入るはずです。
あとはピザに似た『Flammkuchen(フラムクーヘン)』も人気。ドイツ版のピザのような食べ物で、トマトソースではなくサワークリームが塗られているのですが何度も食べたくなるクセになる味です。
もちろん、焼きソーセージの『Bratwurst(ブラートヴルスト)』も外せません。大きな鉄板や網の上で数種類のソーセージが焼かれているので、好きなのを指さして注文します。
ドイツでは普段から街のスタンドなどで売っているため、そこまでクリスマス感のある食べ物というイメージはないようですが、タリンのマーケットでは食べ物系の半数以上がザワークラウトとジャガイモの煮込みを付け合わせに出すブラートブルストの屋台でした。
意外と多い?正月も開催中のクリスマスマーケット
クリスマスマーケットの名物グルメ
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