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クリスマスケーキやチキン、アメリカでは食べないって知ってた?

七面鳥にうんざり?クリスマスはハムの丸焼きを食べる人急増

 アメリカでクリスマスに七面鳥を食べるのは、ヨーロッパから渡ってきたばかりで飢えに苦しんでいた移民に、先住民が穀物の栽培法を教えると共に七面鳥を分け与えたことがきっかけだと言われています。  しかし、近年アメリカではクリスマスには七面鳥ではなくハムを食べる人が増えているそう。 クリスマスや感謝祭のターキー(七面鳥) その理由は、ベジタリアンやビーガン以外はみんな七面鳥の丸焼きを食べる11月末の感謝祭、“ターキー(七面鳥)ホリデー”にあるのだとか。  鶏の3倍はあろうかという巨大な七面鳥の丸焼きは、家族全員でがんばっても一晩で食べ切ることは不可能。その後1週間から10日は七面鳥を食べ続けなければなりません。  そのため12月に入った頃には「もう七面鳥は見たくもない」というアメリカ人が急増! クリスマスには「脱七面鳥!」「代わりにハムの丸焼きを!」という文化が広まったようです 。  ハムの丸焼きはもともと北欧を含むゲルマン民族のクリスマス食だったそうですから、まったく的外れな選択ではありませんしね。 Sources:日本KFCコーポレーション https://www.kfc.co.jp/qa/history.html (※編集部注:名称、呼び方や習慣には地域・家庭などによって差が存在します。) <文/アメリカ在住・橘エコ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
橘エコ
アメリカ在住のアラフォー。 出版社勤務を経て、2004年に渡米。ゴシップ情報やアメリカ現地の様子を定点観測してはその実情を発信中。
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